シャワーからお湯が出ない!凍結や故障の原因と予防法

シャワーからお湯が出ない 凍結や故障の原因と予防法

シャワーからお湯が出ないとなると、寒い冬には特に困りますよね。すぐに業者に修理を依頼したくなるかもしれませんが、実は故障ではなく、簡単な理由でお湯が出なくなっている場合もあります。

この記事では、シャワーからお湯が出なくなる原因と、自分でできる対処法をご紹介します。

目次

シャワーからお湯が出ない?まずは自分で確認してみよう

シャワーからお湯が出ないと焦ってしまいますよね。すぐに修理業者を呼びたくなるところですが、実は自分でも解決できる場合があるのです。

まずは、以下の点を確認してみてください。

水道の元栓が閉まっていないか

水道の元栓が閉まっていると、シャワーから水が出なくなることがあります。水道の元栓は、家の玄関や裏口付近にあることが多いです。

シャワーの止水栓が閉まっていないか

シャワーの止水栓が閉まっていると、シャワーから水が出なくなることがあります。止水栓は、シャワーの蛇口の近くにあるレバー状のものです。

シャワーヘッドのフィルターが目詰まりしていないか

シャワーヘッドのフィルターにゴミや汚れが詰まっていると、シャワーから水が出なくなることがあります。シャワーヘッドのフィルターは、シャワーヘッドの根元にある小さな穴の開いたものです。

シャワーからお湯が出ない?断水を疑う

シャワーからお湯が出ないと、慌てて修理業者に連絡したくなるところです。しかし、まずは断水を疑ってみませんか?

断水が原因でシャワーからお湯が出なくなることがあります。断水が発生した場合は、水道局から断水のお知らせが届くことがあります。また、自治体のホームページやSNSなどで断水情報が公開されている場合もあります。

断水を疑う場合は、以下の点を確認しましょう。

他の蛇口から水は出るかどうか

他の蛇口から水が出ない場合は、断水の可能性があります。

ご近所の方は水を使えているかどうか

ご近所の方に水道の状況を聞いてみましょう。

もし、断水が原因でシャワーからお湯が出ない場合は、水道局に連絡して断水の解除を待つ必要があります。

シャワーからお湯が出ない?凍結を疑う

シャワーからお湯が出ないと、焦ってしまいますよね。しかし、まずは凍結を疑ってみませんか?

冬の寒い時期には、屋外に設置している給湯器や水道管が凍結することがあります。凍結すると、水が固まってしまい、お湯が出なくなる原因となります。

凍結を疑う場合は、以下の点を確認しましょう。

給湯器や水道管が冷たいかどうか

給湯器や水道管が冷たければ、凍結の可能性があります。

給湯器や水道管に霜や氷が付着していないか

給湯器や水道管に霜や氷が付着していれば、凍結の可能性があります。

シャワーからお湯が出ない?水漏れを疑う

シャワーからお湯が出ないと、焦ってしまいますよね。しかし、まずは水漏れを疑ってみませんか?
水漏れがあると、給湯器に十分な水が供給されず、お湯が出なくなることがあります。
水漏れを疑う場合は、以下の点を確認しましょう。

水抜栓から水が漏れていないか

水抜栓とは、水道管の凍結を防止するために水道管の中にある水を排出するための栓です。水抜栓から水が漏れている場合は、給湯器まで水が届かない可能性があります。

他の蛇口から水漏れしていないか

他の蛇口から水漏れしている場合は、給湯器の配管が劣化している可能性があります。

凍結する原因と予防方法

給湯器の凍結、なぜ起きる?

冬になると、給湯器が凍結して水が出なくなるトラブルが起こることがあります。なぜ、給湯器は凍結してしまうのでしょうか。

給湯器は、水道管を介して外部から水を供給されています。水道管は屋外に設置されているため、外気の影響を受けやすいです。外気温が氷点下になると、水道管や給湯器内の水が凍ってしまい、水が流れなくなるのです。

特に、北海道や東北などの寒冷地では、外気温が氷点下になる日が長く続きます。そのため、給湯器の凍結にはより注意が必要です。

また、水が長時間流れていない状態も、凍結の原因となります。水温が0℃以下でも、水が流れることで凍結しづらくなります。この状態を「過冷却」といいます。

そのため、冬の間はこまめにシャワーや蛇口を使い、水道管内の水を循環させるようにしましょう。

給湯器の凍結を防ぐための対策

冬になると、給湯器が凍結して水が出なくなるトラブルが起こることがあります。給湯器の凍結を防ぐためには、以下の対策が有効です。

1. 給湯器の周囲に断熱材を巻く

給湯器の周囲に断熱材を巻くことで、給湯器や水道管の温度を下げにくくすることができます。断熱材は、ホームセンターなどで購入することができます。

2. 給湯器の電源を切らずに、温度調節を「切」にする

給湯器の電源を切ってしまうと、凍結防止ヒーターが作動しなくなり、給湯器や水道管が凍結しやすくなります。そのため、給湯器の電源は切らずに、温度調節を「切」にしておきましょう。

3. 給湯器の周囲に風が当たらないようにする

給湯器の周囲に風が当たると、給湯器や水道管の温度が下がりやすくなります。そのため、給湯器の周囲には風が当たらない場所を選ぶようにしましょう。

給湯器の水抜き、やっておきましょう

冬になると、給湯器が凍結するトラブルが起こることがあります。給湯器が凍結すると、お湯が出なくなるだけでなく、故障の原因にもなります。

給湯器が凍結するのを防ぐためには、水抜きを行うことが有効です。水抜きとは、給湯器内の水を抜くことです。水抜きをすることで、給湯器内の水が凍結しにくくなります。

水抜きは、以下の手順で行います。

  1. 給湯器の電源を切る
  2. 給湯器の元栓を閉める
  3. 給湯器の水抜き栓を緩める
  4. 水が完全に出なくなるまで待つ
  5. 給湯器の水抜き栓を閉める

水抜き栓は、給湯器の下部にあることが多いです。水抜き栓の形状は機種によって異なるため、取扱説明書を参照しながら作業しましょう。

水抜きは、冬になると長期間家を空ける場合や、給湯器を長期間使わない場合に行う必要があります。

水道管凍結、水を出すのが意外に効果的

冬になると、水道管が凍結して水が出なくなるトラブルが起こることがあります。水道管が凍結すると、水が出なくなるだけでなく、水道管が破裂するなどの危険もあります。

水道管の凍結を防ぐためには、以下の対策が有効です。

  • 給湯器の周囲に断熱材を巻く
  • 給湯器の電源を切らずに、温度調節を「切」にする
  • 給湯器の周囲に風が当たらないようにする
  • シャワーや蛇口をこまめに使い、水道管内の水を循環させる

これらの対策に加えて、意外と効果的なのが「水を出す」ことです。

給湯器の電源を切っておいて、お湯の出る蛇口から水を常に出したままにしておくと、水道管の凍結を防ぐことができます。水が流れている状態は、水が凍りにくい状態であるためです。

水道代の影響が少ない程度の、数量の水で大丈夫です。例えば、お湯の出る蛇口を少しだけ開けて、水がチョロチョロと出るようにしておきましょう。

寒い季節や夜間で長時間給湯器を使わないときの凍結防止に、ぜひ試してみてください。

      

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