毎日使うトイレは、汚れやニオイが気になるものですよね。でも、トイレ掃除は面倒だし、ついつい後回しにしてしまいがちです。
そんなあなたに朗報です!
たった3つのコツで、トイレ掃除が楽になることをご存知ですか?
1日5分、トイレをきれいに保つ
トイレ掃除は、毎日少しずつ行うのがコツです。1日5分程度の時間をとって、便器や床、壁などの汚れを拭き取るだけで、汚れが溜まりにくくなります。ここからはも少し詳しくご説明していきます!
トイレの汚れ、実は3種類あるって知っていました?
毎日使うトイレは、汚れやニオイが気になるものですよね。でも、トイレの汚れは、実は3種類あることをご存知ですか?
1つ目は「雑菌汚れ」
尿や便に含まれる雑菌が繁殖して発生する汚れです。放置すると、悪臭の原因となります。
2つ目は「水垢」
水道水に含まれるミネラル成分が固まってできた汚れです。放置すると、便器や床に白くこびりついてしまいます。
3つ目は「尿石」
尿に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が固まってできた汚れです。放置すると、頑固な汚れとなり、落としにくくなります。
トイレの汚れを種類別に知っておくことで、適切な掃除方法できれいに保つことができますよ。
① 雑菌汚れ
トイレの雑菌汚れは、尿や便に含まれる細菌が繁殖して発生します。この雑菌は、悪臭や病気の原因となるため、早めに掃除することが大切です。
雑菌汚れは、主に以下の3つの場所に発生します。
- 便器のトラップ:汚水管から上がってくる臭いを防ぐために、便器の底部に溜まっている水です。この水にホコリや汚物が加わって、雑菌が発生します。
- 便器の内部:便器を流すときの水しぶきや、手を洗う際に飛んだ水に、雑菌が繁殖します。
- トイレの壁:トイレを流すときの水しぶきや、手を洗う際に飛んだ水に、雑菌が繁殖します。
雑菌汚れを落とすには、以下の方法が効果的です。
- 便器のトラップ:専用の洗剤を使って、水面からこすり落とします。
- 便器の内部:トイレブラシに洗剤をつけて、こすり落とします。
- トイレの壁:水拭きやウェットティッシュで、こまめに拭き取ります。
雑菌汚れを放置すると、悪臭や病気の原因となるため、早めに掃除することが大切です。また、こまめに拭き取ることで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
水垢
水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が、水蒸気や温度変化によって析出(固体に変化)してできた汚れです。
水垢は、主に以下の2つの場所に発生します。
- 水栓まわりやタンク内など、水が出る場所
- 便器や床などの、水が溜まりやすい場所
水垢は、放置すると以下のような影響を与えます。
- 見た目が悪くなる
- 汚れが落ちにくくなる
- 水栓やタンクの寿命を縮める
水垢を落とすには、以下の方法が効果的です。
- クエン酸や重曹などの酸性洗剤を使う
- 酢やレモン汁などの酸性食品を使う
- 高圧洗浄機を使う
水垢は、放置すると落としにくくなるため、こまめに掃除することが大切です。
尿石
尿石は、尿に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が、空気中の水分や二酸化炭素と反応してできた汚れです。
尿石は、主に以下の3つの場所に発生します。
- 便器の縁や便座の裏など、洗いにくい場所
- 床や壁など、尿が飛び散りやすい場所
- 排水管など、尿が溜まりやすい場所
尿石は、放置すると以下のような影響を与えます。
- 見た目が悪くなる
- 悪臭の原因になる
- 排水管のつまりの原因になる
尿石を落とすには、以下の方法が効果的です。
- 酸性洗剤を使う
- 専用の尿石除去剤を使う
- 高圧洗浄機を使う
尿石は、放置すると落としにくくなるため、こまめに掃除することが大切です。
トイレ掃除は「放置」がNG?
トイレ掃除は、毎日少しずつ行うのがコツです。汚れを放置すると、頑固な汚れになり、掃除が大変になります。
汚れを放置すると、以下のデメリットがあります。
- 汚れが固着して落としにくくなる
- ニオイの原因になる
- カビやダニの温床になる
トイレ掃除を楽にするには、以下の3つのコツを押さえましょう。
トイレ掃除は「ちょっとだけ」でOK?
トイレ掃除は、面倒くさいからつい後回しにしてしまいますよね。しかし、トイレ掃除は、汚れを放置するとどんどん大変になるものです。
毎日少しずつ行うことで、汚れが溜まりにくくなります。また、汚れを放置しないことで、頑固な汚れになりにくくなります。汚れに合った洗剤を使うことで、汚れを効率的に落とすことができます。
しかし、忙しくて毎日トイレ掃除をする時間がないという人もいるでしょう。そんな人には、「ちょっとだけ掃除」を習慣にするのがおすすめです。
トイレを使った後に封水の周囲にトイレ洗剤を吹きかけたり、抗菌シートで便座裏や床をサッと拭いたりするなど、気になる部分をケアするだけでも、汚れ具合が格段に変わってきます。
トイレ掃除は、放置すればするほど大変になります。
毎日少しずつでもいいので、こまめに掃除をして、清潔なトイレを保ちましょう。
尿石の落とし方
トイレの嫌な臭いの原因となる尿石は、放置すると頑固な汚れになり、落としにくくなります。
尿石は、尿に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が空気中の水分や二酸化炭素と反応してできた汚れです。
尿石を落とすには、酸性洗剤を使うのが効果的です。
酸性洗剤は、尿石の成分と中和されて溶かし、落としやすくなります。
酸性洗剤は、トイレ用洗剤やクエン酸水などがあります。
トイレ用洗剤は、市販されているものを使うと便利です。
クエン酸水は、クエン酸を水に溶かして作ることができます。
クエン酸は、スーパーやドラッグストアなどで購入できます。
尿石を落とすには、以下の手順で行います。
- トイレを水で濡らす。
- 酸性洗剤を尿石に塗布する。
- 10分程度放置する。
- ブラシでこすり落とす。
- 水で洗い流す。
注意点
- 酸性洗剤は、塩素系漂白剤と混ぜると有毒なガスが発生する恐れがあるので、絶対に一緒に使用しないでください。
- 酸性洗剤は、皮膚や目への刺激があるので、ゴム手袋やゴーグルを着用して作業してください。
- 換気の良い場所で作業してください。
こまめな掃除と汚れがつきにくいトイレの選定がポイント
トイレは毎日使うものだからこそ、清潔に保ちたいものです。しかし、トイレの汚れは放置すると頑固になり、掃除が大変になります。
トイレの汚れを付きにくくする対策としては、以下の2つが挙げられます。
- こまめな掃除
- 汚れがつきにくいトイレの選定
こまめな掃除
トイレの汚れのほとんどは、尿や便に含まれる雑菌や、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が原因で発生します。これらの汚れを放置すると、徐々に固着して落としにくくなります。
そのため、トイレの汚れを付きにくくするためには、こまめな掃除が欠かせません。トイレを使った後は、水で流すだけでも汚れが落ちやすくなります。また、汚れが目立つようになったら、トイレブラシや洗剤を使って掃除しましょう。
汚れがつきにくいトイレの選定
最近では、汚れがつきにくいトイレが販売されています。これらのトイレは、便器の表面に撥水コート膜を施したり、汚れが溜まりにくい構造を採用したりするなどして、汚れがつきにくくなっています。
また、便座に自動洗浄機能や抗菌機能が付いたトイレもおすすめです。これらの機能があれば、掃除の回数が減り、トイレを清潔に保ちやすくなります。