年末の大掃除・ガスコンロの掃除方法とは?

年末の大掃除ガスコンロの掃除方法とは?

年末の大掃除の時期が近づいてきました。キッチンの掃除をする際、ガスコンロの掃除はつい後回しにしてしまいがちではありませんか?ガスコンロは油や汁が飛び散りやすいため、汚れがすぐに固まってこびりつきやすくなります。汚れがこびりついてしまうと、キレイに掃除するのが難しくなるだけでなく、不衛生で臭いなどの原因にもなります。

そこで、今回はガスコンロの掃除方法をご紹介します。簡単な掃除方法から、ガンコな汚れにも対応できる方法まで、さまざまな方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ガスコンロの汚れ、放置してませんか?

ガスコンロの汚れは、放置するほど掃除が難しくなるだけでなく、健康や安全にも影響を与える可能性があるのです。
ガスコンロの汚れには、大きく分けて「油汚れ」「焦げつき汚れ」「食品汚れ」の3種類があります。油汚れは、料理の際に飛び散った油が固まってできた汚れです。焦げつき汚れは、煮こぼれや鍋の焦げ付きなどが原因でできた汚れです。食品汚れは、調理中にこぼれた汁や食品のカスなどが原因でできた汚れです。

焦げ付き汚れ、落とし方のポイントは?

ガスコンロを使うと、油の飛び散りや煮汁の吹きこぼれなどで、汚れが付着してしまいます。これらの汚れが熱や火にさらされると、乾燥して炭化し、固くこびりついてしまうことがあります。これが「焦げ付き汚れ」です。

焦げ付き汚れは、食器用洗剤やスポンジでこすっても、なかなか簡単には落とすことができません。また、強くこすりすぎると、コンロを傷つけてしまう可能性もあります。

そこで、焦げ付き汚れを落とす際には、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 汚れを落とす前に、コンロを冷ましておきます。
  2. 焦げ付き汚れに重曹を振りかけ、5分ほど置きます。
  3. 重曹をこすり落とし、食器用洗剤で洗浄します。

重曹には、油汚れや焦げ付き汚れを分解する効果があります。重曹を振りかけて置くことで、汚れが柔らかくなり、落としやすくなります。

また、焦げ付き汚れがひどい場合は、以下のような方法も試してみてください。

  • 焦げ付き汚れにクエン酸を振りかけ、10分ほど置きます。
  • 焦げ付き汚れにアルミホイルを巻き付けて、水をかけて煮ます。

クエン酸にも、油汚れや焦げ付き汚れを分解する効果があります。アルミホイルを巻いて煮ることで、焦げ付き汚れが浮き上がりやすくなります。

焦げ付き汚れは、放置すると落としにくくなるだけでなく、コンロの故障の原因にもなります。定期的に掃除をして、コンロを清潔に保ちましょう。

油汚れ、放置すると落としにくくなる!

ガスコンロをよく使うと、油が飛び散って汚れてしまいます。この汚れが「油汚れ」です。

油汚れは、調理直後のまだ油がサラッとした状態のときに拭き取れば簡単に落とすことができますが、放置すると油が酸化して固まって落としにくくなります。

油汚れが固まってしまうと、食器用洗剤やスポンジでこすってもなかなか落ちません。また、強くこすりすぎると、ガスコンロを傷つけてしまう可能性もあります。

そこで、油汚れを落とす際には、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 調理直後に、すぐに拭き取る。
  2. 放置してしまった場合は、重曹やクエン酸などを使う。

重曹やクエン酸には、油汚れを分解する効果があります。重曹やクエン酸を振りかけて置くことで、油汚れが柔らかくなり、落としやすくなります。

また、油汚れがひどい場合は、以下の方法も試してみてください。

  • アルミホイルを巻き付けて、水をかけて煮る。
  • 重曹やクエン酸を溶かしたお湯に、汚れを浸す。

これらの方法で、油汚れを落とすことができます。


油汚れは、放置すると落としにくくなるだけでなく、臭いの原因にもなります。定期的に掃除をして、ガスコンロを清潔に保ちましょう。

ガスコンロ掃除、便利アイテムで時短・効率化

ガスコンロの掃除は、日々の手入れと定期的な掃除の2つの方法があります。日々の手入れは、調理後に汚れを拭き取るだけなので、掃除用品は特に必要ありません。しかし、定期的な掃除では、頑固な汚れや細かい部分の掃除が必要になるため、いくつかの掃除用品があると便利です。

ここでは、ガスコンロ掃除に便利なアイテムをご紹介します。

  • 掃除用ゴム手袋

ガスコンロは、熱や火に触れる可能性があるため、掃除用ゴム手袋を着用して、火傷やけがを防止しましょう。

  • スポンジ

天板やバーナーの汚れを落とすのに便利です。食器用洗剤をつけて、軽くこすりましょう。

  • 古布

スポンジでは落としきれない汚れを拭き取るのに便利です。

  • 掃除用ブラシ(古歯ブラシ)

細かい部分の汚れを落とすのに便利です。

  • 竹串

バーナーの穴や、天板の隙間などの細かい部分の汚れを落とすのに便利です。

  • 台所用洗剤

天板やバーナーの汚れを落とすのに便利です。

  • レンジ用洗剤

五徳やグリルの汚れを落とすのに便利です。

  • 重曹

油汚れを落とすのに便利です。

  • クリームクレンザー

こびりついた汚れを落とすのに便利です。

これらの掃除用品や洗剤を使い分けることで、ガスコンロの掃除を効率的に行うことができます。また、掃除用品は、使い終わったらしっかりと洗って乾燥させておきましょう。

ガスコンロの汚れ、部位別に分けて落とせば簡単!

ガスコンロの汚れは、放置すると落ちにくくなり、臭いや故障の原因にもなります。そんなガスコンロの汚れを、部位別に分けて落とすことで、簡単にキレイにすることができます。

ここからは、ガスコンロの汚れを部位別に分けて、落とし方を紹介していきます。ぜひ参考にして、ガスコンロを清潔に保ちましょう。

天板の汚れ、落とすコツは?

ガスコンロの天板は、油汚れや焦げ付きなど、さまざまな汚れがつきやすい場所です。放置すると落としにくくなるだけでなく、臭いや故障の原因にもなります。

天板の汚れを落とすには、まず軽い汚れは重曹水か台所用中性洗剤の薄め液で拭き取りましょう。ベタベタした油汚れは、重曹を粉のまま振りかけて、油を吸着させてから拭き取ります。

頑固にこびりついてしまった汚れは、金属製のタワシや固めのスポンジでゴシゴシこすり取るのはNGです。天板を傷つけてしまう可能性があります。クリームクレンザーを使う場合は、力を入れずにこすり、日常的に頻繁に使用しないようにしましょう。

また、フッ素コートトップやアルミトップの天板は、クリームクレンザーの使用でコーティングが剥げてしまう可能性があるため、注意が必要です。

天板を掃除するときは、ガスコンロの注意書きをよく読んでから、その素材に適したものを使用するようにしましょう。

五徳の汚れを落とすコツ

ガスコンロの五徳は、油汚れやこげ付きなど、さまざまな汚れがつきやすい場所です。放置すると落としにくくなるだけでなく、臭いや故障の原因にもなります。

五徳の汚れを落とすには、まず軽い汚れは重曹水か台所用中性洗剤の薄め液を含ませたスポンジでこすり、水洗いをするだけで汚れを落とすことができます。五徳の細かい部分にこびりついた汚れを落とすときは、歯ブラシなどを使うと便利です。仕上げは乾いた布で拭いておきましょう。

五徳がひどく汚れている場合は、以下の方法を試してみてください。

  • バケツに40℃くらいの温かい重曹水を作り、その中にしばらく五徳をつけておくと、汚れが緩んで落としやすくなります。
  • 重曹ペーストを汚れにすり込んで、しばらくしてから拭き取るという方法もあります。

これらの方法は、汚れ具合や五徳の素材によって、適したものが異なります。ガスコンロの注意書きをよく読んでから、その素材に適したものを使用するようにしましょう。

排気カバーの掃除、コツは?

ガスコンロの排気カバーは、油汚れや焦げ付きなど、さまざまな汚れがつきやすい場所です。放置すると落としにくくなるだけでなく、臭いや故障の原因にもなります。

排気カバーの汚れを落とすには、まず軽い汚れは重曹水か台所用中性洗剤の薄め液を含ませたスポンジで軽く拭くだけで汚れを落とすことができます。ひどく汚れている場合は、以下のような方法を試してみてください。

  • 40℃くらいの重曹水にしばらくつけ置きしてからスポンジなどで軽くこする
  • 重曹ペーストを汚れにすり込んで、しばらくしてから拭き取る

また、排気口の掃除は、以下の手順で行います。

  1. 排気口に落ちた野菜クズなどを取り除く
  2. 割り箸に布を巻き付けたお掃除棒を作り、重曹水か台所用中性洗剤の薄め液を染み込ませて排気口の中を拭く
  3. 汚れが取れたら、最後に乾いたお掃除棒を使って仕上げる

これらの方法は、汚れ具合や排気カバーの素材によって、適したものが異なります。ガスコンロの注意書きをよく読んでから、その素材に適したものを使用するようにしましょう。

バーナーの汚れを落とすコツ

ガスコンロのバーナーは、油汚れや焦げ付きなど、さまざまな汚れがつきやすい場所です。放置すると落としにくくなるだけでなく、火力が弱くなったり、故障の原因にもなります。

バーナーの汚れを落とすには、まずバーナーリングやバーナーキャップなどの取り外し可能な部品は外しましょう。外した部品は、歯ブラシを使って重曹水か台所用中性洗剤の薄め液を含ませて汚れをこすり落とします。

バーナー部分は火に直接さらされる部分ですので、汚れが炭化して固まっていることもあります。その場合は、40℃くらいの温かい重曹水にしばらく浸けておけば、汚れが柔らかくなって落としやすくなります。また、重曹ペーストを汚れに塗りつけて、しばらくしてから拭き取るのも効果的です。

掃除後は、水洗いをしてしっかりと乾かしましょう。

バーナーの汚れを放置しておくと、ガスの通り道が塞がってしまい、火が出ない箇所が出てきたり、火力が乱れたりする原因になります。少なくとも半年に1回程度はバーナーの状態をチェックし、汚れが目立つ場合は掃除をするようにしましょう。

グリルの掃除、コツは?

ガスコンロのグリルは、油汚れや焦げ付きなど、さまざまな汚れがつきやすい場所です。放置すると落としにくくなるだけでなく、臭いや故障の原因にもなります。

グリルの掃除は、以下の手順で行います。

  1. グリル皿と焼き網、扉を取り外す
  2. 鍋やビニール袋に40℃くらいの温かい重曹水を作り、グリルを取り入れて浸け置きする
  3. 汚れが緩んだら、スポンジや歯ブラシなどを使って汚れを落とす
  4. 水洗いをして乾いた布で水分を拭き取る

グリル部分は熱で汚れが固まっていることが多いため、温かい重曹水でのつけ置きが効果的です。鍋やビニール袋に重曹水を作り、グリルを取り入れて浸け置いておきます。汚れが緩んだら、スポンジや歯ブラシなどを使って汚れを落とします。最後に水洗いをして乾いた布で水分を拭き取れば完了です。

グリルの掃除は、月に1回程度を目安に行うようにしましょう。また、掃除の際には、ガスコンロの電源を切って火を消しておくことを忘れないようにしましょう。

年末の大掃除は、一年の汚れを落とし、新年を迎える準備をする大切な行事です。しかし、毎年同じことの繰り返しで、なかなか楽しむ余裕がないという方も多いのではないでしょうか。
しかし大掃除はきれいになって、気持ちよく新年を迎える準備をする絶好の機会です。ぜひ、上記のポイントを参考にして、今年の大掃除をもっと楽しくしてみてはいかがでしょうか。

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