畳は、調湿性やリラックス効果、空気清浄効果など、さまざまな優れた機能を備えています。しかし、その最大の弱点は「水分」です。畳は植物繊維でできており、濡れることを嫌います。また、構造上、一度含んだ水分をなかなか外に出すことができないため、変色やカビ、ダニの発生につながってしまいます。
畳を長持ちさせるためには、濡らさないことが最も重要です。しかし、普段の生活では、いくら気を付けていてもトラブルはいつ起こるかわかりません。
そこで今回は畳が濡れたときの対処法をご紹介します。
濡れた畳、放置するとどうなる?
畳は、調湿性やリラックス効果、空気清浄効果など、さまざまな優れた機能を備えています。しかし、その最大の弱点は「水分」です。
畳が濡れると、畳表が水分を吸収して変色してしまいます。また、畳の裏面にカビが発生し、カビの臭いやアレルギーなど健康面で悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、多湿を好むダニが繁殖するおそれもあります。
そのため、畳が濡れた場合は、早急に乾かす必要があります。
対処方法
畳が濡れたときは、以下の手順で対処しましょう。
- 固く絞った雑巾で、表面の水分を拭き取ります。
- 濡れたタオルなどで、畳の内部に残った水分を吸い取ります。
- ドライヤーやエアコンの送風などで、畳を乾燥させます。
ポイント
- 表面の水分を拭き取る際は、強くこすりすぎないように注意しましょう。
- 畳の内部に残った水分を吸い取る際は、濡れたタオルを何枚か重ねて使用するとよいでしょう。
- ドライヤーやエアコンを使用する際は、畳を直接あてないように注意しましょう。
畳の弱点は水分!
畳が濡れると、畳表が水分を吸収して変色してしまいます。また、畳の裏面にカビが発生し、カビの臭いやアレルギーなど健康面で悪影響を及ぼす可能性があります。さらに、多湿を好むダニが繁殖するおそれもあります。
そのため、畳が濡れた場合は、早急に乾かす必要があります。
畳にシミが付いてしまったら、こう対処!
畳は、調湿性やリラックス効果、空気清浄効果など、さまざまな優れた機能を備えています。しかし、その最大の弱点は「水分」です。
さらに、畳が濡れるとシミになることもあります。シミは放置すると、なかなか取れにくくなってしまうため、早めに対処することが大切です。
畳にシミが出来てしまった場合の対処方法
畳にシミが付いてしまった場合は、以下の手順で対処しましょう。
- シミ取り剤をタオルに染み込ませる
- シミにタオルを当てて、ポンポンと叩く
- 水拭き用雑巾で、シミの部分を叩く
ポイント
- シミ取り剤は、絨毯用のシミ取り剤を使用するとよいでしょう。
- シミを叩くときは、強く擦らないように注意しましょう。
- シミが残っている場合は、繰り返し上記の手順を試してみましょう。
畳にカビが! 自分でできる対処法
畳は、調湿性やリラックス効果、空気清浄効果など、さまざまな優れた機能を備えています。しかし、その最大の弱点は「水分」です。
もし畳にカビが発生してしまった場合は、早めに対処することが大切です。カビは、放置するとどんどん広がっていきます。
畳にカビが発生してしまった場合の対処方法
畳にカビが発生した場合は、以下の手順で対処しましょう。
- カビ取り剤をかける
- 乾いたタオルなどで、カビを拭き取る
- ドライヤーやエアコンで、畳を乾燥させる
ポイント
- カビ取り剤は、カビの種類に合わせて選びましょう。
- カビを拭き取るときは、強くこすらないように注意しましょう。
- 畳を乾燥させるときは、直射日光に当てないように注意しましょう。
畳掃除に必要なもの
畳掃除に必要なものをご紹介します。
- 乾いた雑巾もしくはタオル
- ブラシもしくはタワシ
- 掃除機
- 酢
乾いた雑巾もしくはタオル
畳の表面のゴミやホコリを拭き取るのに使用します。
ブラシもしくはタワシ
畳の目の間に詰まったゴミやホコリを掻き出すのに使用します。
掃除機
畳の裏側のゴミやホコリを吸い取るのに使用します。
酢
畳の臭い消しに使用します。
畳のカビ取りの手順
畳にカビが発生した場合は、早めに対処することが大切です。ここでは、自分でできるカビ取りの手順をご紹介します。
準備するもの
- 乾いた雑巾もしくはタオル
- ブラシもしくはタワシ
- 掃除機
- カビ取り剤
畳のカビ取りの手順
- 作業を始める前に、窓を開けて換気をします。また、マスクを着用して行うようにしましょう。
- ブラシを使って、畳表の畳目からカビをかき出します。このとき、表の目に沿ってあまり力を入れないように注意してください。
- かき出したカビは、掃除機で吸い取ります。掃除機も同様に、畳目に沿ってかけましょう。また、カビの胞子が舞い上がらないように、掃除機の本体を手で持ち上げて使うといいです。
- 掃除機をかけた後は、畳目に沿って乾拭きします。
ポイント
- カビ取り剤を使用する場合は、カビの種類に合わせて選びましょう。
- カビ取り剤を使用した後は、乾拭きをして残った薬剤を拭き取るようにしましょう。
酢でカビを撃退!
畳にカビが発生してしまったら、早めに対処することが大切です。ここでは、酢を使ってカビ取りをする方法をご紹介します。
材料
- 酢
- 雑巾
手順
- 酢を水で10倍に薄めます。
- 薄めた酢を雑巾に含ませて、畳目に沿って拭きます。
- その後、畳目に沿って再度乾拭きします。
ポイント
- 酢の臭いは時間が経つと消えるので、気にしなくて大丈夫です。
- 消毒用のアルコールを使うと、カビの再発生を抑えることができますが、畳表が変色する可能性があるので注意しましょう。