屋根の雪対策で安心・安全な冬を過ごそう

屋根の雪対策で安心・安全な冬を過ごそう!

冬になると、屋根に積もった雪が降り出す「ずが漏れ」や、雪が落ちてきたときにケガをするなどの事故が起こることがあります。そのような事故を防ぐために、屋根の雪対策をしておくことが大切です。
屋根の雪対策には、大きく分けて「雪止め」「無落雪屋根」の2種類があります。
この記事ではそんな2種類の対策を詳しくご紹介していきます。

目次

屋根の雪対策はなぜ必要?事故や被害を防ぐために

降雪量の多い地域では、冬になると屋根に雪が積もります。その雪が原因で、さまざまな事故や被害が発生することがあります。

屋根の雪が落とす禍

冬になると、屋根に大量の雪が積もります。その雪が落ちてくると、さまざまな事故を引き起こす可能性があります。

雪の重さは、1立方メートルあたり50~150kgにもなります。そのような雪が人の上に落ちてきたら、重さで押しつぶされたり、衝撃でケガをしたりしてしまうでしょう。

また、雪が落ちてきたことで、車や家などが破損することもあります。さらに、雪の重みで屋根が崩落する可能性もあります。

このように、屋根の雪はさまざまな事故を引き起こす危険があります。降雪量の多い地域にお住まいの方は、雪対策をしっかりとしておくことが大切です。

雪解けによる雨漏り「ずが漏れ」に注意

冬になると、屋根に積もった雪が解け始めます。このとき、雪が解けた水が屋根の隙間から内部に浸入し、雨漏りを引き起こすことがあります。
この現象は「ずが漏れ」と呼ばれ、積雪量の多い地域でよく発生します。
ずが漏れの原因は、雪が解けた水が屋根の隙間から内部に浸入するためです。屋根の隙間には、釘穴や継ぎ目の隙間などがあり、雪が解けた水がこれらの隙間から内部に浸入します。

ずが漏りを防ぐためには、屋根の隙間を埋めて水の侵入を防ぐことが大切です。また、屋根の勾配を大きくしたり、雪止めを取り付けたりして、雪が積もらないようにすることも効果的です。

ずが漏れは、建物に大きな被害を与える可能性があります。降雪量の多い地域にお住まいの方は、ずが漏れに注意し、対策をしておきましょう。

雪止め金具で安心・安全な冬を

冬になると、屋根に積もった雪が落下し、さまざまな事故やトラブルを引き起こす可能性があります。そのような事故やトラブルを防ぐために、屋根に雪止め金具を設置する方法があります。

雪止め金具とは、屋根に積もった雪が急に落ちないようにするための金具です。雪止め金具には、さまざまな種類があり、屋根の形状や積雪量に合わせて選ぶことができます。

雪止め金具を設置することで、雪の落下による事故やトラブルを防ぐことができるだけでなく、雨樋や屋根の損傷を防ぐこともできます。また、雪下ろしの負担を軽減することもできます。

雪止め金具は、後付けすることも可能です。そのため、新築時だけでなく、既存の建物にも設置することができます。

降雪量の多い地域にお住まいの方は、雪止め金具を設置して、安心・安全な冬を過ごしましょう。

雪止めの適性地域

雪止め金具は、積雪量が少ない地域や、積雪量があっても雪下ろしがしやすい地域に適しています。豪雪地域では、雪の重みで屋根が崩れたり、雪下ろしの際に雪止め金具が邪魔になったりして、逆に危険になる恐れがあります。

雪止め金具の適性地域は、以下のとおりです。

  • 積雪量が10cm~50cm程度の地域
  • 積雪量が50cm~100cm程度の地域で、雪下ろしがしやすい地域

また、雪止め金具は、屋根の形状や勾配によっても適性が変わります。屋根の形状や勾配が雪止め金具の設置に適さない場合は、他の対策を検討しましょう。

雪止め金具の設置を検討する際には、雪の量や屋根の形状などを考慮して、適切な対策をすることが大切です。

雪が落ちない屋根を実現する「無落雪屋根」

屋根への雪対策の2つめは「無落雪にする」という方法です。これはそもそも雪が落ちてこないようにするような雪対策です。無落雪には大きくわけて2種類あります。それぞれ順番にみていきましょう。

屋根への雪対策の2つ目は「無落雪屋根」です。無落雪屋根とは、そもそも雪が落ちてこないようにする屋根のことです。

無落雪屋根には、大きく分けて2つの種類があります。

スノーダクト式

スノーダクト式は、屋根中央にスノーダクトと呼ばれる溝を設け、雪を樋に流す仕組みです。スノーダクトにはヒーターが設置されており、雪が溶けやすくなっています。

フラットルーフ式

フラットルーフ式は、屋根をほぼ水平にすることで、雪が滑り落ちないようにします。

無落雪屋根は、雪下ろしの必要がなく、雪による事故や被害を防ぐことができます。また、屋根の耐久性も向上します。

降雪量の多い地域や、雪下ろしが難しい地域に適した雪対策です。

雪を溶かして安全な屋根を実現する「融雪システム」

屋根の雪対策の3つめは「融雪システムを導入する」という方法です。屋根に積もる雪を熱や水によって溶かすシステムのことを融雪システムといいます。

熱を生み出すためにガスや電気を使いますが、雪が積もらないため雪による事故や雪下ろしの心配をする必要がないという特徴があります。
そんな融雪システムにも種類があり、ここでは3つの種類について簡単に解説していきます。

屋根の雪対策の3つ目は「融雪システムの導入」です。融雪システムとは、屋根に積もった雪を熱や水によって溶かすシステムのことです。

融雪システムには、大きく分けて3つの種類があります。

電気式

電気式は、ヒーターを屋根に設置して、雪を溶かす仕組みです。

ガス式

ガス式は、ガスバーナーを屋根に設置して、雪を溶かす仕組みです。

水道水式

水道水式は、水道管を屋根に設置して、熱した水を流して雪を溶かす仕組みです。

融雪システムは、雪による事故や雪下ろしの心配がなく、屋根の耐久性も向上するなど、さまざまなメリットがあります。ただし、導入には初期費用とランニングコストがかかるため、注意が必要です。

雪災による被害も火災保険で補償される場合がある

雪の重みで雨樋が歪んだり、屋根が破損したりするなどの雪災による被害が発生した場合、火災保険で補償される場合があります。

火災保険は、火災だけでなく、風災や雹災、雪災などの自然災害による被害も補償されます。ただし、保険会社によって補償内容や条件が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

雪災による被害を火災保険で補償してもらうためには、以下の手順が必要です。

1.火災保険の申請書類を作成出来る業者に調査してもらい、被害状況を把握する
2.業者から発行された見積書や報告書を保険会社に提出する
3.保険会社からの審査を受け、保険金の支払いを受ける


雪災による被害は、被害状況によっては高額な修繕費用がかかる場合もあります。火災保険に加入していれば、自己負担額を抑えて修繕することができます。

また、雪災による被害を防ぐために、屋根の雪対策をすることも大切です。雪止め金具の設置や、雪下ろしの練習など、できることから対策をしておきましょう。

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