ノートパソコンの充電トラブルは、誰にでも起こり得る問題です。充電できないと、いつバッテリー切れでパソコンが使えなくなるか不安になりますよね。ノートパソコンの充電トラブルは、原因を切り分けることで、自分でも対処できる場合があります。この記事では充電トラブルに関する記事をご紹介していきますので、原因に応じた対処法を試してみてください。
ノートパソコンの充電に失敗?ACアダプタの接続を確認しよう
ノートパソコンを充電しようとしているのに、充電されないという経験をしたことはありませんか?その原因の一つとして、ACアダプタが正しく接続されていないことが考えられます。
ACアダプタは、ノートパソコンに電力を供給する役割を担っています。そのため、ACアダプタが正しく接続されていないと、ノートパソコンは充電されません。
ACアダプタが正しく接続されているかどうかを確認するには、以下の手順を実行します。
- ノートパソコンの電源を切ります。
- ACアダプタのプラグをコンセントから抜きます。
- ACアダプタのプラグをノートパソコンのAC入力ポートに差し込みます。
- ACアダプタのプラグをコンセントに差し込みます。
- ノートパソコンの電源を入れます。
ACアダプタが正しく接続されていれば、ノートパソコンの画面に充電中のマークが表示されます。
もし、充電中のマークが表示されない場合は、ACアダプタが正しく接続されていない可能性があります。その場合は、以下の点を確認してください。
- ACアダプタのプラグがコンセントやノートパソコンのAC入力ポートにしっかりと差し込まれているか。
- ACアダプタのプラグやケーブルに損傷がないか。
- コンセントに電気が通っているか。
それでも充電できない場合は、ACアダプタやノートパソコン本体の故障が考えられます。その場合は、メーカーのサポート窓口に問い合わせてください。
ノートパソコンの充電不良はバッテリーの接続不良が原因かも?
ノートパソコンの充電がうまくいかない、充電が遅い、など充電不良に悩まされている方はいませんか?その原因の一つとして、バッテリーが正しく接続されていないことが考えられます。
ノートパソコンのバッテリーは、主に底面に取り付けられています。このバッテリーは取り外せるものも多く、その接続部分に不具合があると、充電がうまくいかないことがあります。
バッテリーの接続不良を疑う場合は、以下の手順で確認してみましょう。
- ノートパソコンの電源を切る。
- ACアダプタのプラグをコンセントから抜く。
- バッテリーを取り外す。
- 数分待つ。
- バッテリーを元通りに接続する。
- ACアダプタのプラグをコンセントに差し込む。
バッテリーを接続し直しても充電できない場合は、バッテリーの故障が考えられます。その場合は、メーカーのサポート窓口に問い合わせてみてください。
ノートパソコンの充電不良は放電不良が原因かも?
ノートパソコンの充電がうまくいかない、充電が遅い、など充電不良に悩まされている方はいませんか?上記のふたつの対処を試しても充電できない場合は、放電がうまくいっていない可能性もあります。
放電とは、パソコン内に帯電している不要な電力を排出することです。通常、放電は自動的におこなわれていますが、なんらかの原因で放電がうまくできていないことがあります。
放電ができずにパソコン内に不要な電力がたまり続けると、充電にも影響を与えてしまうことがあります。また、その他の挙動にも不具合を引き起こす可能性があるため、放電は定期的にしておくとよいでしょう。
放電の方法
放電を行うには、以下の手順を実行します。
- ノートパソコンの電源を切る。
- ACアダプタのプラグをコンセントから抜く。
- バッテリーを取り外す。
- 数分待つ。
- バッテリーを元通りに接続する。
- ACアダプタのプラグをコンセントに差し込む。
ノートパソコンが充電できないのは高温が原因?
ノートパソコンの充電がうまくいかない、充電が遅い、など充電不良に悩まされている方はいませんか?そんなときは、ノートパソコンや周囲が高温になっていることが原因かもしれません。
ノートパソコンは、高温になると充電がうまくいかなくなることがあります。これは、高温によってパソコン内部の電子回路が損傷したり、バッテリーの劣化が進んだりするためです。
ノートパソコンが高温になっている原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 直射日光の当たる場所に置いている
- 高温の部屋に放置している
- 負荷のかかる作業を長時間行っている
- ファンや通気口が汚れている
もし、ノートパソコンが高温になっている場合は、以下の対処を試してみてください。
- 涼しい場所へ移動させる
- しばらくシャットダウンして冷却する
- ファンや通気口を掃除する
ノートパソコンの充電不良はバッテリーの設定が原因かも?
ノートパソコンの充電がうまくいかない、充電が遅い、など充電不良に悩まされている方はいませんか?そんなときは、バッテリーの設定が原因かもしれません。
バッテリーの設定によっては、充電効率が低下したり、充電がうまくいかなくなったりすることがあります。
たとえば、バッテリーのパフォーマンスモードが「高パフォーマンス」や「最も高いパフォーマンス」になっている場合、バッテリーの消費が早くなります。その結果、充電効率が低下し、充電がうまくいかないことがあります。
また、バッテリーの充電モードが「最大パフォーマンス」になっている場合も、充電効率が低下することがあります。
このような場合は、バッテリーのパフォーマンスモードや充電モードを「バッテリー節約」や「バランス」などに変更してみると、充電がうまくいくようになります。
また、バッテリーが完全に放電している場合は、電源を落として充電すると、充電がうまくいくことがあります。
ノートパソコンの充電不良、寿命・故障の可能性も
ノートパソコンの充電不良の原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
- 接続不良
- 放電不良
- 寿命・故障
上記の3つのうち、上記までの対処法でなおらなかった場合は、寿命・故障の可能性も考えられます。
ノートパソコンやバッテリーなどの周辺機器も、機械である以上、どうしても寿命がきます。正常に動いていた時期よりも明らかに動きが悪くなっていた場合は、寿命の可能性も考えなければなりません。また、落とした、ぶつけたなど外的な要因で不調が起きている可能性もあります。
寿命・故障による不調の場合は、基本的に部品の交換が必要となります。バッテリーなどは個別で販売されていることもあるので、不調と思わしき個所があればまずはメーカーや業者に修理に出してみましょう。
パソコンには『保証期間』というものが定められていることが多く、この一定期間内であれば無料または格安で修理してくれるでしょう。この保証期間はメーカーによっても変わるため、購入時の書類を再確認してみてください。
この保証期間が切れてしまっている場合は、民間の業者の方がお得に修理してもらえる可能性もあります。民間業者のメリットは、早く、安いこと。もちろん業者によって差がありますが、メーカーに依頼するよりも安く依頼できることが多いでしょう。