キッチンの床の水漏れ、放置は危険！自分で出来る対処法とは？

2023年11月9日2023年12月20日

キッチンの床に水漏れを見つけたら、放置せずにすぐに対処しましょう。水漏れを放置すると、床が腐食して穴が開いたり、悪臭が発生したり、下階に被害が及んだりする恐れがあります。
特に、マンションやアパートなどの集合住宅では、下階の住民に迷惑をかけてしまうだけでなく、修理費用を請求される可能性もあります。
水漏れの原因は、排水管の老朽化やねじれのほか、ゴミや油の詰まりなどさまざまです。原因によって対処方法が異なるため、まずは原因を特定することが大切です。
水漏れを発見したら、すぐに水道業者に連絡しましょう。業者に依頼する前に、自分で対処できるかどうかを判断することも大切です。
水漏れは、放置すればするほど被害が拡大する恐れがあります。早めに対処して、被害を最小限に抑えましょう。

キッチンの床の水漏れ、原因は排水パイプがダメージを受けている？

キッチンの床に水漏れが発生した場合、その原因としてまず考えられるのは、排水パイプです。排水パイプは、シンクから流れてきた汚水や油脂を下水管に送り出す役割を担っています。そのため、長年使用していると、経年劣化や異物の流入によってダメージを受け、水漏れの原因となります。

排水パイプの水漏れの原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

① 接続部の緩みや劣化

排水パイプは、シンクと下水管をつなぐ接続部によって固定されています。この接続部が緩んでいる場合や、部品が劣化している場合、水漏れが発生することがあります。

② 排水パイプ自体の劣化

排水パイプは、長年使用していると経年劣化によって亀裂やひび割れが生じることがあります。また、誤って異物を流し込んで排水パイプを傷つけてしまうケースもあります。

③ 排水パイプ内の汚れ

排水パイプ内に汚れが溜まると、流れが悪くなり、水圧が上がって水漏れを引き起こすことがあります。

水漏れの原因が特定できたら、適切な対処が必要です。接続部の緩みや劣化が原因の場合は、接続部を締め直したり、部品を取り替えたりするだけで修理することができます。排水パイプ自体の劣化が原因の場合は、排水パイプの交換が必要になります。排水パイプ内の汚れが原因の場合は、排水管洗浄を行うことで水漏れを解消することができます。

キッチンの床の水漏れを発見したら、放置せずに早めに対処しましょう。水漏れを放置すると、床が腐食したり、悪臭が発生したり、下階に被害が及んだりする恐れがあります。

床下の水漏れ、放置は危険！

キッチンの床で水漏れが発生した場合、放置すると床下にまで水が浸透し、深刻な被害を及ぼす可能性があります。

床下に水が浸透すると、床材や基礎部分が腐食し、シロアリなどの害虫が繁殖する可能性があります。腐食が進むと、床の張り替えや基礎の補強など、大掛かりな工事が必要になるでしょう。

マンションの水漏れは大変！！

また、マンションの場合は、下階の住人にまで被害が及び、賠償金を求められる恐れもあります。
水漏れの原因は、排水管の接続部や継ぎ目が緩んでいる、排水管自体に亀裂やひび割れがある、排水管内に汚れが詰まっているなど、さまざまです。
水漏れを発見したら、まずは原因を特定し、適切な対処を行いましょう。
自分で対処できる場合は、水漏れの原因に応じた修理方法を参考にしてください。
自分で対処できない場合は、水道業者に依頼しましょう。

水漏れを放置すると、大きな被害につながる可能性があります。早急に原因を特定し、適切な対処を行いましょう。

自分でできる対処方法、実は簡単？

水漏れは、放置すると床が腐食したり、下階に被害が及んだり、深刻な問題に発展する可能性があります。しかし、実は自分で対処できる場合も多いのです。

ここでは、自分でできる水漏れの対処方法をご紹介します。

パッキンの劣化で水漏れ？応急処置で対処しよう

キッチンの床で水漏れが発生した場合、排水パイプや接続部を密閉するパッキンの劣化が原因である可能性があります。
パッキンが劣化すると、水漏れが発生するだけでなく、排水の流れが悪くなったり、異臭が発生したりすることがあります。
パッキンの劣化による水漏れを応急処置する場合は、市販の補修テープまたはビニールテープを巻きつける方法があります。
テープを巻く際は、水が漏れ出さないよう、何重にもしっかりと巻きつけてください。
ただし、応急処置はあくまでも一時的なものです。
水漏れが頻繁に発生する場合や、パッキンの劣化がひどい場合は、早めに水道業者に修理を依頼しましょう。