食洗機のメリット・デメリットを解説！

2024年1月23日

食洗機（食器洗い乾燥機）は、毎日の洗い物を自動で洗い乾燥してくれる便利な家電です。導入を検討している人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、食洗機の導入によるメリットとデメリットを整理してご紹介します。

食洗機のコストメリット

食洗機の導入を検討する際に、気になるのがコスト面ではないでしょうか。食洗機は、手洗いよりもコストがかかるのではないかと考える人もいるかもしれません。

しかし、食洗機は、実は手洗いよりもコストメリットがある場合が多いです。

食洗機で節水

食洗機は、水やお湯を循環させて洗うため、手洗いよりも節水につながります。

手洗いでは、食器を洗うために水を流しっぱなしにしてしまいがちです。一方、食洗機は、庫内に溜めた水またはお湯を循環させて洗うため、水の使用量を抑えることができます。

具体的には、ある食洗機メーカーの説明によれば、食洗機の使用水量は手洗いの約1/9、ランニングコストは約53％節約になるとのことです。

食洗機を導入することで、年間の水道代を約1万円節約できるという試算もあります。

もちろん、食洗機の使用頻度や食器の汚れ具合によって、節水効果は変わってきます。しかし、食洗機は手洗いよりも節水につながると言えるでしょう。

食洗機で時短

食洗機は、手洗いよりも時間の短縮につながります。

手洗いでは、食器を洗うためにシンクに立ち、水を流しながら洗う必要があります。また、食器を拭く手間もかかります。一方、食洗機は、食器をセットするだけで洗浄から乾燥まで自動で行うため、手洗いよりも時間をかけずに済みます。

具体的には、ある食洗機メーカーの調査によれば、食洗機を使用することで、手洗いよりも約20分の時短効果があるとのことです。

食洗機を導入することで、毎日の洗い物の時間を20分も短縮できると考えると、かなりのメリットと言えるでしょう。

もちろん、食洗機の使用頻度や食器の汚れ具合によって、時短効果は変わってきます。しかし、食洗機は手洗いよりも時短につながると言えるでしょう。

食洗機で食器を清潔に保つ

食洗機は、高温の水や洗剤、水流を使って食器を洗うため、手洗いよりも衛生的に食器を洗うことができます。

手洗いでは、食器を洗う際に水を流しっぱなしにしてしまいがちです。そのため、食器に付着した汚れや菌が水中に漂い、食器を洗った後でも食器に菌が残ってしまう可能性があります。

一方、食洗機は、庫内に溜めた水またはお湯を循環させて洗うため、水を流しっぱなしにしません。また、食洗機は高温の水で洗うため、食器に付着した汚れや菌を殺菌することができます。

具体的には、ある研究機関の調査によれば、食洗機で洗った食器の菌の数は、手洗いした食器の菌の数よりも約10分の1に減少したとのことです。

食洗機を導入することで、食器の衛生面を向上させることができると言えるでしょう。

食洗機で食器をピカピカに

食洗機は、手洗いよりも食器をキレイに洗うことができます。

その理由は、以下の4つが挙げられます。

高温のお湯で洗える

食洗機は、庫内に溜めた高温のお湯（約60℃～70℃）で洗うため、手洗いよりも汚れを落としやすくなっています。

強力な洗剤を使える

食洗機は、手洗いよりも濃度の高い洗剤を使うことができます。そのため、汚れをより強力に落とすことができます。

高圧な水流を使える

食洗機は、高圧の水流で食器を洗うため、汚れをこすらずに落とすことができます。

高温乾燥できる

食洗機は、高温で乾燥するため、食器の乾きも早いです。また、乾燥することで、食器に付着していた汚れが残りにくくなります。

特に、ガラス製のコップなどは、手洗いでは洗い残しや曇りが残りやすいですが、食洗機を使うと、ピカピカに仕上がります。
ただし、強くこすらないと落ちないような汚れや、食器の裏側についた汚れなどは、食洗機でもうまく洗えないことがあります。
食洗機は、手洗いでは落としきれない汚れや、食器の裏側についた汚れまで、キレイに洗い上げることができる便利な家電です。