年末の大掃除、ベランダの排水溝も忘れずに!

年末の大掃除!ベランダの排水溝も忘れずに!

年末の大掃除、部屋の中や玄関、庭などはもちろん、ベランダの掃除も忘れずにしましょう。ベランダの掃除は、排水溝の掃除が特に重要です。

ベランダの排水溝が詰まってしまうと、雨水や洗濯水が流れなくなり、ベランダが水浸しになる可能性があります。さらに、階下や部屋の中に水漏れを起こすことも考えられます。
また、ベランダの排水溝には、枯れ葉やゴミ、カビなどが溜まりやすく、放置すると悪臭の原因にもなります。
そこで、ベランダの排水溝を掃除する方法をご紹介しましょう。

目次

ベランダの排水溝、詰まる原因は?

ベランダの排水溝は、キッチンやお風呂の排水溝に比べると、掃除の頻度が低くなりがちです。そのため、大雨が降った後などに、水はけが悪くなっていることがあります。その原因は、排水溝に溜まった汚れによる詰まりです。

ベランダの排水溝の詰まりの原因は、主に以下のとおりです。

  • 土や砂ぼこり
  • 洗濯物から出た糸くず
  • 外から風で飛んできた枯葉やビニール片などのごみ
  • 洗濯バサミ
  • ベランダに置いてあるプランターの土

これらの汚れが、雨水や洗濯水と一緒に排水溝に流れ込み、詰まってしまうのです。

排水溝が詰まると、水はけが悪くなり、排水溝があふれてベランダが水浸しになる可能性があります。また、マンションなどの場合は、隣や下の階に水漏れをしてトラブルを招く可能性もあります。

そのため、ベランダの排水溝の掃除は、定期的に行うことが大切です。掃除は、以下の手順で行います。

  1. 排水溝の蓋やカバーを外す
  2. 大きなゴミを取り除く
  3. 重曹水で汚れを落とす
  4. 水で流す
  5. 最後に排水溝の蓋やカバーを戻す

また、排水溝の詰まりを予防するためには、以下のことに注意しましょう。

  • ベランダに土や砂ぼこりが溜まらないようにする
  • 洗濯物を干すときには、糸くずが排水溝に流れないようにする
  • ベランダに置いてあるプランターの土が飛び散らないようにする

排水溝の詰まりは、放っておくと大きなトラブルに発展する可能性があります。定期的な掃除と予防を心がけ、快適なベランダ環境を保ちましょう。

ベランダ掃除の必需品

ベランダの掃除は、排水溝だけでなく、手すりや室外機など、全体的に行うときれいに保ちやすくなります。そのためには、以下の道具があると便利です。

ほうきとちりとり、もしくは掃除機

ベランダの床に溜まったゴミやホコリを掃き集めるために使います。ほうきとちりとりを使う場合は、一体型のものがあると便利です。また、掃除機を使う場合は、騒音が気になる場合は、早朝や夜間に使うようにしましょう。

ブラシ

手すりや排水溝の蓋などの、細かい部分の汚れを落とすために使います。片手で簡単に使える大きさのものを選ぶとよいでしょう。

新聞紙

ベランダの床に溜まった汚れを集めるために使います。水をつけて固く絞った新聞紙を、汚れた部分に置いてから、古い雑巾などで拭き取ると、簡単に汚れが落ちます。

重曹とクエン酸

重曹は油汚れや水垢、クエン酸は酸性汚れやカビなどに効果的です。粉末タイプを使う場合は、水で溶かしてペースト状にして使います。

ぞうきん

水拭きや仕上げ拭きなどに使います。水拭き用・仕上げ拭き用などで合計3枚ほどあると便利です。

これらの道具を揃えておけば、ベランダの掃除を効率よく行うことができます。また、普段からこまめに掃除をしておけば、汚れが溜まりにくくなり、掃除も楽になります。

ベランダの排水溝掃除は曇りの日が◎

ベランダの排水溝掃除は、曇りの日がおすすめです。

曇りの日は、空気中の湿度が高くなるため、砂ぼこりが地面に落ちやすくなっています。そのため、掃除の際に砂ぼこりが舞い上がりにくく、効率的に掃除を進めることができます。
また、晴れた日に掃除をすると、砂ぼこりが舞い上がって、掃除後のベランダを汚す原因になる可能性があります。
ただし、曇りの日でも風が強い日は、砂や落ち葉が舞い上がるため、排水溝掃除を避けたほうがよいでしょう。
ベランダの排水溝掃除は、水はけをよくして、水浸しや水漏れを防ぐためにも大切です。ぜひ、曇りの日に掃除をして、快適なベランダ環境を保ちましょう。

ベランダの排水溝掃除は、ベランダ全体から始めよう

ベランダの排水溝掃除をするときは、まずベランダ全体を掃除してから始めましょう。

ベランダの排水溝は、室外機や手すりなど、ベランダ全体から流れてきた汚れが溜まりやすい場所です。そのため、排水溝から掃除を始めてしまうと、排水溝に溜まった汚れが、掃除したばかりのベランダ全体に舞い散ってしまう可能性があります。

そこで、まずは室外機や手すりなど、ベランダ全体をほうきや掃除機で掃除しましょう。そうすることで、排水溝に溜まる汚れを減らすことができます。

また、ベランダ全体を掃除しておくことで、排水溝の蓋やカバーの取り外しや、汚れの落とし込みがしやすくなります。
ベランダの排水溝掃除は、水はけをよくして、水浸しや水漏れを防ぐためにも大切です。ぜひ、ベランダ全体を掃除してから、排水溝掃除をしましょう。

ベランダの床掃除は新聞紙で楽々

ベランダの床掃除は、こまかくちぎった新聞紙を使うと、簡単にきれいにすることができます。
まず、ベランダの床に新聞紙をまきます。新聞紙は、なるべく細かくちぎった方が、ごみが絡みやすくなります。
次に、新聞紙の上から水を少しかけて湿らせます。水をかけることで、新聞紙が密着して、ごみが落ちにくくなります。
最後に、ほうきで新聞紙ごと集めます。新聞紙に絡みついたごみも一緒に集まるので、簡単に掃き掃除ができます。
新聞紙を使うと、ごみが舞い上がりにくく、洗剤や道具を使う必要もありません。また、新聞紙は水に溶けるので、環境にも優しくなっています。
ベランダの床掃除が面倒なときは、ぜひ新聞紙を使ってみてください。

排水溝の汚れを落とす方法

排水溝の汚れは、油や食べ物のカス、髪の毛などが溜まって発生します。放っておくと臭いや詰まりの原因になるので、定期的に掃除しましょう。

掃除方法は、重曹とクエン酸を使う方法が簡単で効果的です。まず、排水溝の中の汚れを落とすために、排水口カバーやごみ受け皿を取り外し、洗剤で洗います。

次に、排水溝の中や周りに重曹を振りかけます。重曹は、アルカリ性で油汚れを落とす効果があります。その上からコップ一杯くらいのぬるま湯をかけると、重曹とクエン酸が反応して炭酸ガスが発生します。この炭酸ガスが汚れを浮かび上がらせてくれるのです。

5~10分ほど待ってから、汚れをブラシでこすり落とします。その後、水でしっかりとすすいでください。

また、排水溝の汚れを予防するためには、以下のことに気をつけましょう。

  • 食器洗い後は、すぐに排水口の水を流す
  • 油や食べ物のカスを流さない
  • 髪の毛は、排水口に溜まらないようにこまめに掃除する

普段の使い方に気をつけることで、排水溝の汚れを溜めずに済みます。

ベランダの排水溝を詰まらせないコツ

ベランダの排水溝は、外から飛んできたごみや、ベランダに溜まったごみによって詰まってしまうことがあります。詰まってしまうと、水が流れなくなり、悪臭や害虫の発生につながります。

そこで、ベランダの排水溝を詰まらせないために、定期的に掃除をすることが大切です。掃除の頻度は、1ヶ月に1、2回が目安ですが、ベランダをきれいに保てば、排水溝も詰まりにくくなります。

具体的な掃除方法は、以下のとおりです。

  1. ごみ受け皿や排水口カバーを取り外し、ごみを捨てる。
  2. 排水溝の中や周りに、重曹を振りかける。
  3. 重曹の上から、コップ1杯ほどのぬるま湯をかける。
  4. 5~10分ほど放置し、汚れが浮き出てきたら、ブラシでこすり落とす。
  5. 水でしっかりとすすぐ。

また、普段から以下のようなことに気をつけることで、排水溝の詰まりを予防することができます。

  • 食器洗い後は、すぐに排水口の水を流す。
  • 油や食べ物のカスを流さない。
  • 髪の毛は、排水口に溜まらないようにこまめに掃除する。

ベランダは、部屋の掃除のついでに、汚れていないかチェックするようにしましょう。


      

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

御用聞き致します。地域のお困りごとに対応しています。皆様に少しでも有益な情報をお届けできればと思います。
ご依頼はお気軽にご相談ください。



目次