雪かき(除雪作業中の注意)
近年は地球温暖化の影響で、一晩で1メートルぐらい積もるような「ドカ雪」が増えてきていると言われています。また、例年それほど雪の降らない地域でも、唐突に大雪が積もることも珍しくない最近の日本。
雪国では知られている上手な「雪かき」のコツや知っておきたい法律ルールといった知識が、雪に不慣れな地域ではまったく知られていないこともあります。除雪作業時の事故が多発しているため、安全な除雪作業の仕方も覚えましょう。
実は法律で禁止されている雪を捨てる場所雪かき
昔から雪国にお住まいの方はもちろん知っているど、雪に慣れていない地域では知られていません。実は法律で禁止されている「雪を捨てる場所」があるのです。
最近雪国へ引っ越して来られた方は「どこに雪を捨てればいいの?」
こういった悩みも付き物なんですよね。
空き地や道路に雪を捨てている方も多いかと思いますが、これ実はNGなんです。
知ってる方も知らない方も確認の意味でもう一度、ご覧ください。
下水道に雪を捨てるのも下水の管理上禁止されています。マンホールや排水溝に雪を捨てると、雪が詰まって下水処理に影響が出たり、雨水や汚水があふれて道路が冠水する恐れがあるので危険です。
川やその周辺に雪を捨てると、暖かくなって雪が溶けだしたときや大雨が降った場合に、川の水があふれる可能性があるのです。子どもや住民がケガをする原因にもなりかねません。
雪を捨てていい場所は、国や地方公共団体が指定した河川敷の雪捨て場のみなので気を付けましょう!
道路へ雪を出すことで、歩行者が通行しにくくなる、バスが通りにくくなるなどの弊害が起こります。また、車線の確保が難しくなり、交差点の見通しが悪くなるため、交通障害・交通事故の原因にもなります。また、自治体が行う除雪・排雪作業に余計な時間がかかってしまうこともありますので絶対におやめください。
結論
実は、その辺に雪を捨てていいわけではありません。
結論から言うと、雪を捨てていい場所は!
- 自分の家の敷地
- 自治体提供の雪堆積場(雪捨て場)
- 排雪業者に有料で依頼になりますので注意してください。
雪捨て場って意外に無いんですね。
雪を捨てる場所は自治体に確認しましょう。
自分の敷地以外に雪を捨てるには、自治体指定の雪堆積場(雪捨て場)がおすすめです。
各自治体ごとに雪堆積場が用意されているので、電話での問い合わせや自治体ホームページを確認してみてください。
札幌の雪捨て場
基本的には土地の広い郊外や河川敷にあることが多いみたいです。
雪堆積場は年度や月ごとに変わることもありますので一度ご確認下さい。
苫小牧市の雪堆積場
雪堆積場は年度や月ごとに変わることもありますので一度ご確認下さい。
排雪業者に雪捨てを依頼する
- 自分の敷地に雪捨て場が無い
- 雪捨て場に持っていくトラックが無い
そのような場合は排雪業者に雪捨てを依頼することになります。
自分の敷地で雪を融かす
もしご自宅にお庭があってスペースがある場合は、自分の敷地で雪を融かすという選択肢もあります。
少しコストは掛かりますが融雪機を使って雪を融かす事が多いです。
まとめ
このように雪を捨てる場所は意外に大変なんです。
- 下水道=× 道路=× 河川=×
雪かきで捨てる場所
- 自分の家の敷地=○
- 自治体指定の雪捨て場=○
このように選択肢はとても少ないです。
雪を捨てる際は、軽トラックか排雪業者に依頼するのがおすすめとなります。
雪かきした雪は溜め過ぎず、雪かきで少しずつでも雪を処理していくのが良いかも知れませんね。
御用聞きではお家の雪かきを代行して行わせていただきます。雪かきをする時間が無い方や体力的な問題で出来ない方はお気軽にお申し付けください。