「フローリングのベタベタやざらざら汚れ、どうやって落とすの?」
夏の暑さで汗をかき、裸足で歩く機会が増えると、フローリングがベタベタしたり、ざらざらしたり、なんてことはありませんか?
そんな汚れは、放っておくとどんどん蓄積し、見た目だけでなく、掃除もしにくくなってしまいます。
そこで今回は、そんなベタベタやざらざら汚れをスッキリ落とす方法をご紹介します。
フローリングの汚れ、見落としがちな「足裏の皮脂」
フローリングは、日常生活の中でさまざまな汚れが付着します。食べこぼしや飲みこぼし、ペットの毛、ホコリなど、目に見える汚れはすぐに気づきやすいですが、見落としがちな汚れもあります。
それが、足裏の皮脂汚れです。
私たちの足裏には、皮脂腺が密集しています。そのため、裸足で歩くと、皮脂や汗がフローリングに付着し、ベタベタとした汚れになります。
この汚れは、他の汚れと比べて目立ちにくく、気づきにくいのが特徴です。しかし、放置しておくと、フローリングが傷つきやすくなるだけでなく、カビや雑菌の繁殖につながることもあります。
そこで、フローリングを掃除する際には、足裏の皮脂汚れもきちんと落とすことが大切です。
足裏の皮脂汚れを落とす方法
足裏の皮脂汚れを落とすには、次の方法が有効です。
- 掃除機やほうきで、ホコリやゴミを取り除く
- 中性洗剤を水で薄めた溶液に雑巾を浸し、汚れを拭き取る
中性洗剤は、皮脂汚れを落とすのに適した洗剤です。洗剤を薄めすぎると、洗浄力が弱まるので注意しましょう。
また、洗剤を直接フローリングにかけてしまうと、ワックスが溶けてしまうことがあるので、必ず雑巾に染み込ませてから拭き取るようにしてください。
フローリングをピカピカに保つための掃除術
フローリングは、汚れが目立ちやすく、こまめな掃除が欠かせません。しかし、掃除の仕方を間違えると、傷ついてしまったり、汚れが落としにくくなったりしてしまうことも。
そこで、今回は、フローリングをピカピカに保つための掃除術をご紹介します。
1. 掃除機やワイパーでホコリやゴミを取り除く
フローリングの掃除の基本は、掃除機やワイパーでホコリやゴミを取り除くことです。ホコリやゴミが残っていると、汚れがつきやすくなったり、傷の原因になったりするため、しっかりと取り除きましょう。
2. 汚れ別に落とす
フローリングには、食べこぼしや飲みこぼし、ペットの毛、靴の跡など、さまざまな汚れが付着します。それぞれの汚れに適した洗剤や方法で落としましょう。
例えば、食べこぼしや飲みこぼしは、固く絞った雑巾で拭き取ります。ペットの毛は、掃除機で吸い取るか、粘着テープなどで取り除きます。靴の跡は、中性洗剤を水で薄めた溶液に雑巾を浸し、拭き取ります。
3. 雑巾がけをして仕上げる
掃除機やワイパーでホコリやゴミを取り除き、汚れを落とした後は、雑巾がけをして仕上げましょう。雑巾がけは、水拭きと乾拭きの2回に分けるのがおすすめです。水拭きで汚れを落とし、乾拭きで水気を拭き取ることで、フローリングがピカピカになります。
4. ワックスがけを定期的に行う
ワックスを塗ることで、フローリングの表面がコーティングされ、汚れがつきにくくなります。ワックスの頻度は、素材によって異なりますが、4か月~6か月に1度を目安にするとよいでしょう。
ワックスがけをする際は、汚れやホコリを残さないように注意しましょう。
フローリングの種類別、お手入れのポイント
フローリングは、部屋の印象を大きく左右する重要な要素です。しかし、種類によってお手入れ方法が異なるため、注意が必要です。
複合フローリング
複合フローリングは、化粧板を張り重ねて作られたもので、傷や汚れに強いのが特徴です。また、お手入れも比較的簡単で、水拭きや掃除機をかけるだけで十分です。
ただし、ワックスをかけてしまうと、化粧板が剥がれてしまう可能性があるため注意が必要です。
無垢材フローリング
無垢材フローリングは、天然の木材をそのまま使用したフローリングで、温かみのある質感が魅力です。しかし、傷や汚れがつきやすく、こまめなメンテナンスが必要です。
お手入れ方法は、基本的には水拭きや掃除機をかけるだけです。ただし、食べこぼしや飲みこぼしなどの汚れは、すぐに拭き取るようにしましょう。また、ワックスをかけることで、汚れや傷がつきにくくなります。
その他
フローリングには、複合フローリングや無垢材フローリング以外にも、さまざまな種類があります。
例えば、突き板フローリングは、天然の木材を薄くスライスしたものを、化粧板に貼り付けたものです。無垢材フローリングに比べると、傷や汚れに強く、お手入れも比較的簡単です。
また、塩ビシートフローリングは、塩化ビニル樹脂をシート状にしたものを使用したフローリングです。水や汚れに強く、お手入れも簡単です。
フローリングの種類によって、お手入れ方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。