お庭のお手入れ(除草剤の使い方)
きれいな庭を保つためには、雑草対策が欠かせません。手っ取り早く気になるお庭の雑草を除草剤で枯らしたい!でも除草剤って言われてもいまいち良くわからないって方が多いと思います。そこで今回は種類によって使い方が異なる除草剤使用前に必ず把握しましょう。除草剤の上手な使い方を解説します。
まず雑草対策には様々な種類があります。
芝生、砂利、防草シート、除草剤、コンクリートなどなど・・
そこで今回は、除草企画第三弾・除草剤について紹介していきます。
除草剤を使うタイミング除草剤の使用方法
他の記事でも紹介しましたが、防草シートを敷く前に必ず除草は行わないといけません。
何をするにしても、まずは除草剤で、生えている雑草を枯らすことが重要です。
除草剤は雑草対策への第一歩
というのも、あなたがこれからいろいろな雑草対策の導入を検討する際に、まずは除草剤でお庭をきれいにしておくことがとても重要です。
- お庭の雑草を簡単に枯らすことができる
- 次のお庭の雑草対策が実施しやすくなる
- 初期費用が安いので手軽にお庭の雑草対策ができる
雑草を簡単に枯らす事が出来る
このように、強雑草でも半日程度で枯れ始めて、1日経過すればほとんど枯れてしまいます。
1週間経過すれば、水分も抜けて簡単に抜くことができます。
除草剤を使わず、草むしりなどをする場合は、多大な労力がかかりますが、それと比較すると、簡単に枯らすことができます。
除草剤の使用について、最終的な判断はご自身でお願いします。
実際に使用される場合は、検討中の除草剤メーカーに直接使用方法、注意点等ご確認ください。
次のお庭の雑草対策が実施しやすくなる
除草剤で雑草管理をする場合、次の雑草対策がしやすくなります。
一般的な雑草対策である「防草シート」「人工芝」「砂利」など、これら全てで実施前の事前除草が必要です。
その際には、除草剤を使用して雑草を完全に枯らしてから、次のステップへ進みます。
初期費用が安いので手軽にお庭の雑草対策ができる
除草剤は他の雑草対策に比べて、初期費用が安く済みます。
一般的な雑草対策をまとめましたので、次の表をご覧ください。
雑草対策 | 初期費用(平米あたりの単価) | 手間(5段階) |
---|---|---|
除草剤 | 200円~ | 2 |
防草シート | 1,000円~ | 3 |
人工芝 | 1500円~ | 2 |
草むしり | 自分でやるなら0円 | 5(MAX) |
このように除草剤は他の雑草対策に比べて、初期費用が安いことがわかります。
今生えている雑草を枯らす「茎葉処理型除草剤」とこれから生えてくる雑草を半年程度抑える「土壌処理型除草剤」を使用すればしばらくの間は雑草の心配はありません。
茎葉処理型除草剤とは
茎葉処理型除草剤は、成分が植物の葉や茎から吸収されます。茎葉処理型の多くは、成分が土壌に落ちるとすばやく不活性化するので、植物の根から吸収されることはありません。そのため、樹木のまわりや、これから植物を植える予定がある場所の除草に適しています。すばやく効果が出ますが、雑草の発生を抑える効果はありません。
土壌処理型除草剤
成分はいったん土壌に移行して、雑草の根から吸収され徐々に雑草を枯らします。
それと共に土壌に処理層を形成するので、長期間雑草の発生を抑えることができます。
注意点としては、30平米のお庭でずっと除草剤を使うと、毎年、継続的に出費することに加え、作業の手間も発生しますので注意が必要です。
茎葉処理型除草剤を使う時期と方法
使用するタイミングとしては、晴れている日の午前中が最適です。液体タイプの除草剤は雨が降ると流れてしまい、効果が得られないこともあるためです。また、真夏で気温の高い日中には薬剤が蒸発してしまうおそれもあるので、午前中にまくことをおすすめします。
茎葉処理剤を使うときは、雑草にムラなく除草剤がかかるようにジョウロや噴霧器などでまんべんなくまいてください。また、除草剤が薄すぎると十分な効果を得られないこともあるので、説明書にしたがって正しい濃度になるよう調整することが大切です
雑草は、とくに暑い時期にどんどん成長します。雑草が長くなりすぎると、除草作業も大変になるので、4月ごろから9月のあいだに2~3回くらい除草剤を使用するのがおすすめです。
土壌処理型除草剤を使う時期と方法
土壌処理剤も晴れていて、風のない日に使いましょう。地面が湿っているとより効果が出やすいので、前日に雨が降った日や水をまいたあとが最適です。風がある日だと、せっかくまいた除草剤が飛ばされてしまうこともあるので、気をつけましょう。
除草剤は、雑草を生やしたくない場所に均一にまくようにします。撒き方は縦と横の2方向からまいておくとよいでしょう。また、除草剤は雑草のある場所以外にも風で飛ばされたり、地中に広がったりする場合があります。近くで植物や作物を育てているときは、近隣への配慮をすることも大切です。
土壌処理剤を使う時期については、雑草が生い茂る前の初春と、草刈り後の初秋ごろに1回ずつおこなうのがおすすめです。次の季節を見越して、雑草を生やしたくない場所に使用しましょう。
除草剤を使う場合の注意点(デメリット)除草剤の注意点
お庭で除草剤を使う際の注意点を3つ紹介します。
- 効果の期間が短いので定期的なお庭の管理が必要
- 誤って他の植物を枯らしてしまう可能性がある
- 安全面に不安を感じる人がいる
万全な対策
熱中症対策は万全に
水分はこまめに摂る事
もう少し詳しくご紹介致します。
効果の期間が短いので定期的なお庭の管理が必要
除草剤は、防草シートなどの雑草対策に比べて効果の期間が短いです。
そのため、除草剤は初期費用が安くても、定期的な管理という手間が発生します。
誤って他の植物を枯らしてしまう可能性がある
誤って枯らしたくない植物などにかけると枯れる可能性が高くなります。
すぐに水をかけて薄めたとしても、枯れる場合があるので気を付けましょう。
・植物から2m以上離して使う
・風の強い日には散布しない
このような点を理解しておきましょう
安全面に不安を感じる人がいる
除草剤の安全性に不安を感じる方も存在します。
除草剤=体に悪いと考えている方も一定数居ますので、使用には注意が必要です。
特に隣人の方などがそのように考えている場合は、予め使用する旨等を伝える必要があるでしょう。
除草剤は、商品ラベルに従った方法で散布すれば安全に使用することができます。
小さなお子様やペットがいるご家庭で心配であれば、天然成分由来の除草剤もありますので、ご検討ください。
安全に使用できる除草剤
最近は害の少ない除草剤も販売されております。なんと、100均のダイソーでは「お酢の除草剤」も販売されております。
・「お酢の除草剤」1本/100円(税抜き)
<内容量>800ml
<成分>食酢
<使用範囲>約1~15m2
子どもやペットがいても安心して使えるタイプの除草剤です◎
まとめ
普段から除草剤で雑草を管理することで、非常にスムーズに次の雑草対策を取り入れることができます。
除草剤は、お庭の雑草対策に迷われている方など、一時的な雑草管理として取り入れる方が多いです。
しかし、使い方を間違えると大事な植物も枯らしてしまう可能性もあるので注意が必要です!
御用聞きでは面倒な草むしりを代行して行わせていただきます。草むしりをするのが少し怖いなと思う方はお気軽にお申し付けください。