庭木のお手入れ”水やり”方法と注意点をご紹介

”水やり”
目次

お庭のお手入れ

お庭に大切に育てているお花や植物があるけど、手入れが大変。植物のお手入れの中でも特に重要なのは「水やり」ですが、効果的な時間や適切な量があることをご存じない方も多いのではないでしょうか?

今まで毎日水やりをしているのに、植物を枯らしてしまった経験はありませんか。実は、水やりはただ毎日やればよいというわけではなく、水やりの方法によっては植物が枯れてしまうこともあります。

一度知れば、あとは繰り返しなので水やりのコツをマスターして上手に植物に水やりをしてみましょう。

そこで今回は、庭木のお手入れ方法のひとつ「水やり」に注目し、水やりの方法や注意点についてご紹介します。

植物にとって水は命お庭のお手入れ

植物は、光合成をして育ちます。光合成とは、植物が太陽などの光を受けて根か吸収する水と空気中の二酸化炭素から栄養分を作るはたらきになります。植物はそもそも80~90%が水分でできており、水分がないと、そもそも生きていくことができません。水やりは、その水分を補充する役割を担っています。
ですので、水やりは、植物にとってなくてはならない役割を果たしています。

水やりの目的は以下の2つです
  • 根から植物に水分を吸収させる
  • 葉から水分を蒸散させてし、温度の上昇を防ぐなどの体温調節をおこなうなどです。

水やりの大事な3つの基本

ここでは水やりの基本をご説明致しますので、基本に忠実に行えば水やりに失敗することもなくなると思います

①水やりは土が乾いてから

水やりのコツで一番大切なのは、水は土が乾いたらあげることです。

土の表面が乾いて土が白っぽくなっていたら水をあげましょう。逆に、土の表面が湿っている場合は、土にまだ水が含まれている状態。土の表面が乾くまで水やりの必要はありません。水やりが必要かどうか確かめるには、土を触ってみるのがおすすめです。土がさらっとしていれば乾いているサイン。その際は水をたっぷりあげましょう。

ピートモス主体の培養土

最近の培養土は持ち運びが楽なようにピートモスが主体になっています。ピートモスは保水力が高く透水性も良いので使いやすいので良い用土だと思いますが、見た目だけではわかり難いので土を触って確認が必要な場合もあります。

②1回の水やりはたっぷりとあげる

水をあげるときは鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげることが大事です。そう、一度に表面だけでなくたっぷりの量を与えることが目安です。根は鉢の中で鉢の側面や底に向かって伸びていきますのであげる水の量が少ないと、土の中に十分水が染み込まず、肝心の根全体まで水が届きません。また、たっぷり水をあげることで土の中の水分や空気が新鮮なものに入れ替わり、栄養分の吸収も良くなります。

お水のあげ過ぎは逆に注意

お水の与えすぎは根腐れなどの原因にもなりかねませんので、心配な方は、一度水やりの後に掘って確認してみて、湿り具合を知ると良いかもですね!
また鉢の場合は種類によって乾き方が違うのでしっかりと見極める必要があります。

③水やりは根元に

ジョウロやホースの先のノズルをシャワーにしている場合は注意が必要です。水をたっぷりあげているつもりでも、こんもりと茂るような植物は葉に遮られ株元に水が届いていないことがあります。花に水がかかると萎れてしまったり、葉に水がかかるとダメージを与えてしまう植物もあります。

葉っぱにかけるだけではダメ!

水をあげる時は植物の上からではなく、花や枝を抑えて根元の土にたっぷりと水をあげるようにしましょう。

水やりの時間帯について

水やりは朝が基本!

水をあげるのに最適なタイミングは朝です。なぜなら植物は太陽の光を浴びて光合成を行っていますが、光合成には水が不可欠です。植物は葉から水分を蒸散させ、根から水を吸い上げます。そのため、植物が水を必要とする時間帯、つまり朝のうちに水をあげ、夜には土が乾いた状態になるのがベストです。

夏の場合:朝9時までと、夕方は17時以降の涼しい時間帯に1日2回
冬の場合:10時~14時ごろの暖かい時間帯

夜の水やりはおすすめ出来ない

葉は一晩中濡れたままになる可能性があり、病害虫が繁殖しやすくなる可能性があります。

ホースでの水やりは水勢に注意

ホースに散水ノズルをつけて与える場合もありますが、水の勢いが強いと土をえぐるので、水勢の調整をしましょう。散水ノズルは水の出方が切り替えられるものを選ぶとよいです。

周りの植物に影響を与えない水やり方法

夏など晴天が続くとしおれたり、花が小さくなったりしますから、そのようなときはたっぷり水を与える必要があります。庭木の場合はへは株元ではなく、根の先端付近に与えると効果があります。ただし、頻繁に与えると根の発達が遅れる可能性もあるので適度な水やりが必要です。

周りに影響を与えない水やり方法として

① 株の周囲に水をためる溝を掘ります。

② 掘った溝に水を入れる。水が引いたら再度入れて、土中にたっぷりしみこませる。
これなら、根元までしっかり水が行き届きそうですね!

害虫対策も必要お庭の水やりの注意点

花が咲くのを楽しみにしていたのに、いつの間にか葉っぱが虫食いだらけになっている・・そんな経験はありませんか。ガーデニングをしている上でやっかいな害虫です。ここでは、ほんの一例ですが害虫の駆除方法をご紹介します。

害虫の駆除方法

アオムシ・イモムシ・毛虫類の駆除方法

見つけたらすぐに捕殺するのが一番の対策です。小さな幼虫が残っている可能性もあるので、植物に園芸用殺虫剤をかけておきましょう。 チャドクガ・イラガなどは、一カ所に集まっている孵化直後に、葉ごと切り落として処分します。

害虫の駆除方法

アブラムシ・ハダニの駆除方法の駆除方法

アブラムシやハダニがたくさんついてしまった部分は切り落とし、アブラムシやハダニに効く薬剤を散布しましょう。

お庭を手入れする万全な対策を取って下さい
熱中症対策は万全に!
水分はこまめに摂る事

害虫を防ぐためにも定期的な剪定を

また別の記事でもご紹介致しますが、定期的に剪定を行うことで樹木の風通しと日当たりが良くなり、ある程度の病害虫を防ぐ事ができます。

まとめ

おわかり頂けましたでしょうか? 水やりは、庭木のお手入れで最も欠かせないものという事がわかりましたね!そして水やりの基本とコツは①土が乾いてから水やりをする  ②水やりをする時はたっぷりと  ③水やりは根元にの3つという事も。

しかし、土によっては浸透の仕方も変わりますので、しっかり土を触ったりして確認が必要ですね!

御用聞きではお庭の水やりを代行して行わせていただきます。水やりをする時間が無い方やお庭までなかなか見れない方はお気軽にお申し付けください。

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