不要になった家具の解体や倉庫に放置している木材があるけど、どのように処分したら良いか分からないという人も多くいるでしょう。正しい知識も無く木材を処分してしまうと法律違反になってしまう場合もありますので処分する際は正しい知識が必要です。この記事では木材の正しい処分方法を詳しく紹介していきますので参考になればこの際に使わない木材をまとめて処分しましょう。
正しい方法で処理しないと法律違反に
使わなくなって放置している木材があるけど、どのように処分したら良いか分からないという人も多くいるのではないでしょうか。昔はドラム缶やブロックで囲んだ焼却炉を使用しての野外で焼却していましたが、一部例外を除き、平成13年4月1日から禁止され、また、平成14年12月1日からは、従来の家庭用焼却炉は構造基準を満たさないため、使用禁止となりました。
では、木材はどのように処分すればいいのかをご説明いたします。
① 小さい木材は燃えるゴミ
木材でもゴミ袋に入る程度の大きさであれば可燃ゴミとしてゴミの日に出すことが可能です。規定の長さは自治体によりますが、30㎝程度を超えたら粗大ゴミとして出さなくてはいけない場合もあるので必ず確認しましょう。その他にもウッドチップや木くずもゴミ袋に入れて可燃ゴミとして出せます。大量にある木材の中でも仕分けして可燃込みで出せる分は出してしまった方が費用も抑えられますね。
②ゴミ捨て場に持って行ける程度の木材は粗大ゴミに
自治体によるゴミ回収で粗大ゴミとして処分するのも一つです。
その方法は事前に自治体へ連絡をし、有料ゴミ処理券を購入します。購入したゴミ処理券を木材に貼ってゴミ捨て場に捨てれば完了です。
粗大ゴミは小から特大まで自治体によって規定はさまざまですが大体700円程度〜3000円程度の金額で処分が可能です。規定の特大サイズを超える木材は自治体に回収してもらえないので注意しましょう。
30cm以上の金属
30cmから50cm以上のプラスチック・木材
③ 車で運べる量ならゴミ処理センターへ
自治体の粗大ゴミでの回収はできないけど車で運べる程度の大きさと量であれば、ごみ収集センターに持ち込むのも一つです。
木材の処分価格は量や重量などゴミ処理センターによって変わるので、まずはお近くのゴミ処理センターに問い合わせてみましょう。場合によっては運搬作業も手伝ってもらえることがあります。
④ 不用品が他にもあれば併せて処分できる
不用品回収業者は幅広くいろいろな不用品を回収してくれます。木材を回収してくれる業者も多くあるのでまずは問い合わせてみると良いでしょう。
業者によって回収費用が異なるので先に無料見積もりを複数依頼してから決めた方が安心できます。
無料見積もり対応の業者に複数電話してみることをおすすめします。
木材を処分する際の注意点
① 金具など自分で出来る処理はしましょう
木材が建築や家具などで使われた廃材の場合は釘や金具など不燃物が付いていることがありますよね。不燃物が付いている場合は事前に取り除くようにしましょう。
有料で処分を依頼している場合でも不燃物が混ざっていると価格が上がってしまったり、最悪の場合処分を請け負ってもらえないこともあります。心配な場合は依頼をする前に不燃物の混入について確認すると良いでしょう。
② 野焼きは立派な法律違反
「野焼き」とは、家庭や事業所からでたごみを庭や空き地に置いたドラム缶やブロックで囲んだ焼却炉を使用しての野外焼却することをいいます。
野焼きは煙や悪臭によるトラブル・生活環境の悪化を招いたり、低い温度で焼却となることでダイオキシン類などの有害物質が発生し人体に影響を及ぼしたり、火災や大気汚染の原因の一つとなっていました。
木材は自然のものだから野焼きでもいいのではないかと考えてしまいますよね。
木材は正しい方法で処分しないと法律違反になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
木材を自分で燃やして廃棄する場合、それは野焼きに該当するでしょう。個人で廃棄物を焼却し、それが野焼き該当した場合は罰金や懲役刑に課せられることがあります。
野焼きは煙などによるトラブルになったり、環境破壊になってしまうことがあるので注意しましょう。
廃棄物処理法第16条の2の規定に違反すると「五年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科される」場合があります。
法人の場合は、「3億円以下の罰金」に処せられます。
③ 不法投棄は法律で禁止されている
木材を不法投棄した場合も罰金・懲役の対象になります。木材は自然のものだからと森林や空き地などに捨ててしまうと犯罪になるので注意しましょう。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」と規定されており、不法投棄は法律により禁止されています。
同法第25条では、個人の不法投棄に対して5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはその両方が科せられること、同法第32条では法人の不法投棄に対して3億円以下の罰金刑が科せられることが規定されており、不法投棄の行為者には厳しい罰則が科せられることになります。
④ 使っていない木材を放置してしまうと危険
木材を長い間放置してしまうとシロアリや害虫に食べられてしまう可能性があります。特にシロアリは湿気の多い季節に発生しやすいため注意しましょう。
シロアリは床下に侵入してしまうと家の柱などを食い荒らしてしまうことがありますので、木材の放置は危険です。シロアリは餌が豊富な場所を見つけると、仲間に知らせて巣を作る習性があります。シロアリの巣の規模は大きく、一度巣を作られてしまうと被害はみるみる拡大していきますので日頃からシロアリを呼び寄せない環境作りが重要になります。
要らなくなった不用品は回収業者に依頼して処分して貰う
木材と一緒に処分したいモノがある場合、自治体の不燃ごみや粗大ごみとして出せれば問題無いですが、量が多かったり運ぶのに困難な場合は不用品回収業者に回収や処分してもらう方法もあります。粗大ごみと違って自宅まで引き取りにきてくれるので、運ぶのが大変な大型家具や家電がある方や、処分したいものの数が多い方にとっては便利です。まだ使えるものや状態の良いもの・新しいものは買い取ってくれることもあります。
まずは不用品回収業者に相談してみましょう!
不用品回収業者に依頼する方は規模や量が多いケースや、お時間が無い方、依頼者様が高齢で体力的に作業が難しいような場合が多いので上記のような準備が無くても依頼出来ます。
こんなお困りごとありませんか
- ゴミが大量で自分では手に負えない
- 急な引越しで早く処分したい
- 忙しくて自分で分別できない
- どの業者を選んだら良いか分からない
不用品回収の相場は?
一番気になるのが不用品回収の費用ではないでしょうか。不用品回収は頻繁に利用するサービスではないので相場がよく分からない人も多いはず。「知らずに依頼した業者が高額だった」ということがないように相場感を掴んでおきましょう。
不用品回収業者は一つの物から一部屋すべての不用品を処分してくれる業者もあります。
下記ではほんの一例ですが、1R・1Kあたりどれくらい掛かるのか、目安になればと思います。
料金目安|
1R・1K(一人暮らし) | 20,000円 (税込) ~ | 作業員2名 |
1DK(一人暮らし) | 30,000円 (税込) ~ | 作業員2名 |
1LDK(一人暮らし) | 50,000円 (税込) ~ | 作業員2名 |
2LDK(家族) | 70,000円 (税込) ~ | 作業員3名 |
3LDK | 120,000円 (税込) ~ | 作業員5名 |
4LDK以上 | 150,000円 (税込) ~ | 作業員5名 |
正確な金額は現地でのお見積りとなります。部屋の広さだけでなく、家財の量や状況、買取品、処分品の分量などを加味してお見積りを計算します。
アイキョウの不用品回収
家電1台からタンスやソファー、食器棚、ダイニングテーブルや倉庫や物置にしまってあるものなどお任せ下さい。もちろん引越し・物件売却時の大量の不用品もお任せください!仕分けから搬出、処分まで全ての作業をスタッフのみで承ります。
また、価値のある不用品の買い取りも行っておりますので、買取料金と作業料金を相殺することで作業料金の削減も行えるなど、作業面・料金面ともに大量の不用品を処分する負担を減らせるような対応を行っています。
【依頼の流れ】
ご指定の日時にご自宅にお伺いさせていただき、家財の量や状況、買取品、処分品の分量などを見させていただき、お見積りを作成します。
お見積りにご納得いただけましたら、ご契約書を交わし、指定の日時に作業員が現地を訪れ、仕分け、梱包、搬出、清掃など定められた作業を行います。
作業完了後、作業内容を最終確認した上で所定の費用をお支払いいただきます。
作業当日の流れ
- 作業当日にも作業員全員で打ち合わせを行い、作業の流れや、各ポジションをしっかり確認します。
- 集合住宅の場合、エレベーターなど共用部分を傷つけないように保護
- 遺品の仕分け、処分品の分別作業(可燃・不燃/一般廃棄物・産業廃棄物等)
ご依頼主様お立会いの下、目印をつけながら遺品の仕分け作業を進めます。 - 遺品の梱包と搬出作業
(遺品とお宅を傷つけないよう配慮しながら搬出を行っております) - 搬出終了後、現場を清掃
(お部屋からの遺品の搬出が完了しましたら、清掃作業をいたします。) - 作業終了後にご依頼主様に確認をしていただき、ご精算をお願いしております。
サービス地域service area
遺品整理サービスでよくあるご質問
- 遺品整理の見積りは無料ですか?
もちろんです。お見積り無料でお伺いしております。ご希望のお見積り日時をお伝えください。
- 不用品の量が少なくても回収してもらえますか?
1点のみのでも可能です。まずはお気軽にお問合せくださいませ。
- 問い合わせをしてからどのくらいで来てもらえますか??
対応する地域や、道路状況によって変わりますが、より正確な時間や日程の調整はお問い合わせいただいた後にご連絡いたしますのでお気軽にお問合せくださいませ。
- 作業終了後に返却等は可能ですか?
不用品回収などの作業の場合、一度運んでしまった物に関しては返却出来ません。
- 見積り後に追加費用などが発生しませんか?
基本的には追加費用の発生はありません。(ただし、お見積もり時との状況が明らかに違っている場合は、再度ご相談させて頂くこともあります。)
- 家電リサイクル法の対象になる物はなんですか?
家電リサイクル法の対象となる物は下記になります。エアコン(室外機含)、テレビ(ブラウン管)、薄型テレビ(液晶・プラズマ)、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機を市区役所で処分する場合、リサイクル料金(運搬料含む)として1,000円~7,884円の費用が掛かる場合がございます。
- お問合せ後に見積りを見て決めてもいいでしょうか?
もちろん可能です。
- 電話だけで正確な見積もりは出せますか?
おおよその費用はお電話やメールでお伝えできますが、正確な金額につきましては、お伺いして家の状況を確認してからの算出となります。