初心者でもできる電球交換の方法とLEDの基礎知識
「高いところの電気が消えてしまって届かない…」「急に電気が消えて真っ暗…」「どの電球だっけ?」と、明かりがつかないと、本当に困ってしまいますよね?
照明器具の電球交換すれば解決しますが、今までに電球の交換したことがない人、体が不自由な人は、どうやって電球を交換したらいいのか戸惑ってしまいますよね?
そこで今回は、新しい電球を買う時の注意点や、自分で電球交換する方法について紹介していきます。
新しい電球を買う時の3つの注意点電球交換の方法
電球の交換方法は、基本的には古い電球を取り外して、新しい電球を付けるだけですが、電球を購入する際には下記3点に注意しましょう。
- 電球の口金サイズの確認
- 電球の色の確認
- 電球のW(ワット)数の確認
電球の口金サイズの確認
電球の口金とは、電球の根元の金属部分のことで、商品によってサイズが違い、間違って購入すると、サイズ違いで、大きかったり、小さかったりとせっかく購入したのに、使えませんので注意が必要です。
E26口金(直径26mm)はメインライト、E17口金(直径17mm)はダウンライトや間接照明として、ご家庭で広く使われている口金サイズです。
口金部分の直径を定規で測ればサイズを確認することができます。
電球の色の確認
電球の主な色は「昼光色」「昼白色」「電球色」の3色です。
色の種類 | 読み方 | 光の色 | 特徴 |
---|---|---|---|
昼光色 | ちゅうこうしょく | 白っぽく青みがった最も明るい色 | 細かい部分がよく見え、集中力を高めるのに最適 |
昼白色 | ちゅうはくしょく | 太陽の明るさに最も近い自然な光の色 | 自然な明るさなのでどんな部屋にもマッチ |
電球色 | でんきゅうしょく | 暖色系でオレンジっぽく温かみのある光の色 | 落ち着きのある色で、目も疲れにくくリラックスしたい場所にぴったり |
電球のW(ワット)数の確認
白熱電球の主なW数は「20W」「40W」「60W」です。
電球の消費電力の量を数字で表していて、「20W」より「60W」の電球の方が、消費電力が大きいため明るくなります。
照明器具には使用W数が決まっていますので、規定値より高いワット数の電球をつけても、明るさは変わりません。むしろ無駄な熱量が生じて故障の原因になるので注意しましょう。
自分で電球交換する方法と注意点電球交換の方法
電球交換に、難しい技術はいりませんし、力もいりません。必要なのは電源を切り、安全な態勢で作業をすることです。女性でも簡単に電球交換ができます。
- 足元をしっかりと安定させる
- 必ず照明器具のスイッチを切っておく
- 直前まで使用していた電球は熱くなっているため、やけどに注意
あると便利なもの
椅子または、脚立
必要なもの
新しい電球
自分での電球交換方法電球交換の方法
椅子または、脚立にのって、電球を掴んで左にくるくる回して切れた電球を外す。
外した時とは逆に、右に電球をくるくる回して取り付けて完了。
直管型蛍光灯を交換する方法電球交換の方法
①90℃ほど回転させると外れるもの。
②左右どちらかに押すと外れるもの
③両側に銀色のカバーがついているものは、中央に向かって手で押し込むだけで簡単に外れます。
①②外した時とは逆向きに回転させる
③もう一度カバーを押し込めば完了
丸形蛍光灯を交換する方法電球交換の方法
①まず照明と蛍光灯をつないでいる「ソケット」部分から丸型蛍光灯を外します
②ソケットと丸形蛍光灯をつないでいる留め具部分を外します
外し方の逆
LED電球の基礎知識電球交換の方法
交換するものは電球に限らず、電球からLEDに交換することもできます。よく明るいと言われたり、省エネと言われたりするLEDですが、LEDにはLEDならではの特徴やメリットデメリットがあります。
メリットデメリット | 価格 | 寿命 | 電気代/年 |
---|---|---|---|
白熱電球 | 100円~300円 | 約1,000時間 | 約2,890円 |
LED電球 | 1,000円~3,000円 | 約40,000時間 | 約603円 |
白熱電球を使っている照明器具のほとんどは、LED電球へ交換して使えます。電球交換方法も、先ほど紹介した電球や蛍光灯の交換方法と全く同じように交換できます。しかし、LED電球が使えない照明器具もまれにあり、照明器具ごと変えなければいけないものなどもありますので、確認が必要です。
まとめ
今回は、新しい電球を買う時の注意点や、自分で電球を交換する方法や、LED電球の基礎知識について紹介しました。
自分でも、電球交換は簡単にできますが、高所の照明の取り換えは、安全が確保できませんし、技術が必要な電球交換は、業者に依頼することをおすすめします。
また、一人で電球交換して、少しでも不安に感じた時や照明がつかない場合は、無理せず相談してみて下さい。