皆さんは『ふようひん』という言葉に「不要品」と「不用品」の二種類があることを知っていますか?
この2つの漢字ですが、同じようでいて実は大きく意味が異なります。
今回はこの不要品と不用品について説明いたします。
①不要品
まずは「不要品」について。不要品は、機能的には問題なく使用できるものの、要らなくなったものを意味します。
お部屋の間取りの変更や環境、家族構成の変化や引っ越しなど事情が変わり使わなくなったものなどです。また、買い替えで今まで使用していた現役の家具や家電についても不要品となります。
これらの不要品は、リサイクル品として活用できる事や、買取りしてもらえる可能性が高いといえます。
使えるのにわざわざ捨ててしまうのは勿体ないですよね。
要するに「不要品」は、現在所有している方が、「要らないモノ」のことを意味しています。壊れていて使えないから「要らないモノ」もあるかと思いますが、まだまだ使えるのに要らないモノがあることがあるかと思います。「不要品」とは使えるけども今現在は必要としていないモノのことです。
不要品が出てしまった場合
不要品は「使わなくなった、必要ではないもの」なので、リサイクルショップなどで無料で引取りをお願いできたり、買取りしてもらえるケースが考えられます。
リサイクルショップなどは事前に確認が必要ですが、無料で引取りし、買取りしてくれるケースもあります。
ただし、家電製品の買取りの目安は使用期間が3-5年のものが大半ですので、長年使用の家電については処分をおすすめします。
こちらの「不要品」は、どちらかというと道具として再利用価値があるものである場合があり、買取などをしてもらったり、売りに出したりすることができたりします。
個人でリサイクルショップに買い取ってもらったり、オークションサイトなどに出品したりするようなものが一般的に「不要品」と呼びます。
②不用品
「不用品」は、一般的には使用することが出来ない物、壊れている物を表す時に用いられます。使用することができないモノのことです。壊れていたりして、役に立たなくなってしまった道具などです。
電子レンジであれば電源が入らないなど、機能面で壊れてしまった状態ものを「不用品」と呼びます。
中古品などで販売されているジャンク品などがこれにあたります。修理ができず、本来の機能を使用する事ができないため、処分する必要があります。
不用品を処分する場合、種類によってはリサイクルショップなどではジャンク品として買取り、回収をしてもらえる場合もあります。
しかし、あまりにも壊れ方が酷く、部品取りにもならないようであれば、一般的には自治体によるごみの回収や、不用品の量がある場合などは不用品回収の業者にお任せする方法もあります。
【例えば】
- 電源が入らなくなってしまったストーブ
- 音の出ないラジカセ
- 扉が外れた食器棚
- 足が折れたり、背もたれが外れてしまったイス
などなどです。
これらは壊れていて使えないので、道具として「用」を成さないので、一般的には「不必要」になると思います。ただ処分に困るだけの存在になってしまいます。
不用品の処分方法
「不用品」ですと壊れているものですので、いわゆる「ゴミ・廃棄物」になります。ゴミ、廃棄物は買い取ってもらえるところは基本ありません。(一部、資源ごみでリサイクルするような資源となるものや、ジャンク品で部品取りのために利用したいモノとして買取できる場合があります。)
不用品の処分方法に関しては各自治体の指定場所に持ち込んで処分してもらう方法もあります。
こちらの方法はリサイクル料金だけで済む点がメリットです。しかし、ご自身で指定取引所まで不用品を持ち込まなければいけません、もし持ち込みたいモノが大型であれば、自家用車でも運べない場合があるため、別途で軽トラックなどを借りなければいけなくなる可能性がある点がデメリットと言えるでしょう。
不用品回収業者のメリット
不用品回収業者のメリットは、依頼主は処分に関して何もしなくていいことです。電話一本で、全て完結するのでいますぐ不用品を回収してもらいたい方にとてもおすすめです☆
ご家庭で不用品の処分をする場合、冷蔵庫やクーラー、テレビなどの電化製品については、「家電リサイクル法」によりリサイクル料、運搬費を負担する必要があります。
不要になった廃家電だけをを引取ってもらうにはリサイクル料金と収集・運搬料金を支払う必要があります。リサイクル料金はメーカー毎に、収集・運搬料金は業者ごとに異なります。
エアコン | 972円~ |
テレビ・ブラウン管(15型以下) | 1,296円~ |
テレビ・ブラウン管(16型以上) | 2,376円~ |
テレビ・液晶・プラズマ(15型以下) | 1,836円~ |
テレビ・液晶・プラズマ(16型以上) | 2,916円~ |
冷蔵庫・冷凍庫 (170L以下) | 3,672円~ |
冷蔵庫・冷凍庫 (171L以上) | 4,644円~ |
洗濯機・衣類乾燥機 | 2,484円~ |
不用品回収業者のデメリット
不用品回収業者のデメリットは、やはり費用が掛かってしまう事です。どうしても、楽な方法なだけに料金を支払わなければいけません。
手間をかけずに料金を支払うか、料金を支払わずに手間をかけるかのどちらかになります。不用品回収業者のデメリットである料金も、まだ使用できる電化製品などを買取してもらうことで、その買取料金と不用品の回収料金を相殺することも可能です。
不用品回収できない物
銃刀法など法に抵触する物・注射針などの感染の危険があるモノ・動物、汚物(糞尿、嘔吐物など)以外
生ゴミなどの家庭ごみ
不用品回収業者で回収できない物の代表は生活ゴミです。多くの不用品回収業者では、液体や生ゴミ、生活ゴミ、土、観葉植物などは回収できません。
生ゴミを回収してもらいたい場合は、指定の日に自治体の回収をしてもらうか、生ゴミを回収してもらえる業者を探すことをおすすめします。
危険物など
油・ガソリン・その他危険物は、不用品回収業者では回収してもらえないことが多いです。また、日本刀や刃物も銃刀法に触れる不用品も回収してもらえない可能性があります。
ガゾリンなどは、お近くのガソリンスタンドなどに持っていくことで、引き取ってもらうことができます。また、油などは特定の業者に依頼が必要になります。
無料の不用品回収に注意
「無料で不用品を回収します!」という広告を目にしたり、「無料の不用品回収車です」というスピーカーで車のアナウンスを聞いたことがある人も多いと思います。『無料ならいいかな?』とつい依頼してみたくなりますが注意が必要です。
無許可の業者による廃棄物の回収は違法になり、無料を謳っている業者のなかには許可を受けていない場合があります。不法投棄されたり、あとからお金を請求をされてトラブルになるケースがあるので気をつけましょう。
必要な「許可」とはお住まいの自治体の「一般廃棄物処理業」や委託です。
「無許可」の廃棄物回収業者とはどんな業者なの?
実は自治体から許認可を得ていない不用品回収は、法律違反となります。例えば、空き地型回収・遺品整理士や産業廃棄物の許可のみでの回収・スピーカーを使った無料廃品回収などが挙げられます。
要するにご家庭の廃棄物を市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けずに違法に回収している業者です。
この無許可営業は廃棄物処理法違反で法律に基づき罰せられます。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼するという処分方法もあります。
回収と同時に買取サービスを行っている不用品回収業者もあるため、高値で買取ってもらえれば、お得に回収してもらうことができるのです。
ただし、不用品回収業者に依頼する場合は、必ず自治体からの「一般廃棄物収集運搬業の許可」を得ている業者に依頼するようにしましょう。
この許可を得ていない業者が一般のご家庭から不要品を回収するのは、違法にあたります。
利用者にも責任があるとして、一度引き渡したテレビを再度引き取らなければいけなくなるため、業者選びの際は注意しましょう。
不用品回収の相場は?
一番気になるのが不用品回収の費用ではないでしょうか。不用品回収は頻繁に利用するサービスではないので相場がよく分からない人も多いはず。「知らずに依頼した業者が高額だった」ということがないように相場感を掴んでおきましょう。
不用品回収業者は一つの物から一部屋すべての不用品を処分してくれる業者もあります。
下記ではほんの一例ですが、1R・1Kあたりどれくらい掛かるのか、目安になればと思います。
料金目安|
1R・1K(一人暮らし) | 20,000円 (税込) ~ | 作業員2名 |
1DK(一人暮らし) | 30,000円 (税込) ~ | 作業員2名 |
1LDK(一人暮らし) | 50,000円 (税込) ~ | 作業員2名 |
2LDK(家族) | 70,000円 (税込) ~ | 作業員3名 |
3LDK | 120,000円 (税込) ~ | 作業員5名 |
4LDK以上 | 150,000円 (税込) ~ | 作業員5名 |
正確な金額は現地でのお見積りとなります。部屋の広さだけでなく、家財の量や状況、買取品、処分品の分量などを加味してお見積りを計算します。
アイキョウの不用品回収
家電1台からタンスやソファー、食器棚、ダイニングテーブルや倉庫や物置にしまってあるものなどお任せ下さい。もちろん引越し・物件売却時の大量の不用品もお任せください!仕分けから搬出、処分まで全ての作業をスタッフのみで承ります。
また、価値のある不用品の買い取りも行っておりますので、買取料金と作業料金を相殺することで作業料金の削減も行えるなど、作業面・料金面ともに大量の不用品を処分する負担を減らせるような対応を行っています。
【依頼の流れ】
ご指定の日時にご自宅にお伺いさせていただき、家財の量や状況、買取品、処分品の分量などを見させていただき、お見積りを作成します。
お見積りにご納得いただけましたら、ご契約書を交わし、指定の日時に作業員が現地を訪れ、仕分け、梱包、搬出、清掃など定められた作業を行います。
作業完了後、作業内容を最終確認した上で所定の費用をお支払いいただきます。
作業当日の流れ
- 作業当日にも作業員全員で打ち合わせを行い、作業の流れや、各ポジションをしっかり確認します。
- 集合住宅の場合、エレベーターなど共用部分を傷つけないように保護
- 遺品の仕分け、処分品の分別作業(可燃・不燃/一般廃棄物・産業廃棄物等)
ご依頼主様お立会いの下、目印をつけながら遺品の仕分け作業を進めます。 - 遺品の梱包と搬出作業
(遺品とお宅を傷つけないよう配慮しながら搬出を行っております) - 搬出終了後、現場を清掃
(お部屋からの遺品の搬出が完了しましたら、清掃作業をいたします。) - 作業終了後にご依頼主様に確認をしていただき、ご精算をお願いしております。
サービス地域service area
遺品整理サービスでよくあるご質問
- 遺品整理の見積りは無料ですか?
もちろんです。お見積り無料でお伺いしております。ご希望のお見積り日時をお伝えください。
- 不用品の量が少なくても回収してもらえますか?
1点のみのでも可能です。まずはお気軽にお問合せくださいませ。
- 問い合わせをしてからどのくらいで来てもらえますか??
対応する地域や、道路状況によって変わりますが、より正確な時間や日程の調整はお問い合わせいただいた後にご連絡いたしますのでお気軽にお問合せくださいませ。
- 作業終了後に返却等は可能ですか?
不用品回収などの作業の場合、一度運んでしまった物に関しては返却出来ません。
- 見積り後に追加費用などが発生しませんか?
基本的には追加費用の発生はありません。(ただし、お見積もり時との状況が明らかに違っている場合は、再度ご相談させて頂くこともあります。)
- 家電リサイクル法の対象になる物はなんですか?
家電リサイクル法の対象となる物は下記になります。エアコン(室外機含)、テレビ(ブラウン管)、薄型テレビ(液晶・プラズマ)、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機を市区役所で処分する場合、リサイクル料金(運搬料含む)として1,000円~7,884円の費用が掛かる場合がございます。
- お問合せ後に見積りを見て決めてもいいでしょうか?
もちろん可能です。
- 電話だけで正確な見積もりは出せますか?
おおよその費用はお電話やメールでお伝えできますが、正確な金額につきましては、お伺いして家の状況を確認してからの算出となります。